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Tokyo,report.2020


僕らはみんな息する糞だ。

80歳や90歳の人が生きたいと願い、若いナースは疲弊し鬱病。
救急車を走らせれば大気汚染で地球は傷つく、そんな事を書いてる私もベランダでタバコを吸っている始末。
救いようの無い負の連鎖で青は灰色になっていずれ黒くなる。
三軒茶屋から見える首都高は朝も夜中も車が排気ガスを撒き散らしながら無理心中。
そんな橋と捨てられた大量の廃棄物の間にも鳥が住んでいて今こちらを見ている所だ。

最近じゃ新型ウィルスが蔓延していて、見たことも無い中東の地からはブチギレたバッタ達が大急ぎで中国を目指しているらしい。
聖書にも同じような事が書いてあった。 

何がしたいの?
自分にも聞いてみる。
あなたは何がしたい?
自分のやるべき事をしていたい。
私もやっぱり糞だった。

ごめんなさい。
ありがとうすら言えないのに、私は多分長い間、地球に住まわせて貰うんだと思う。

愛とか表現とか素敵な事が見えなくなる前に
私の活力を地球に返さなきゃいけない。
きっとこんな事を態々朝の8時から私が書けているのは比較的に裕福で22歳でまだ学生で
好きな事しかしていないからだと思う。

でももし忙しなくなって何処に住まわせて貰っているのかすら忘れるぐらいなら社会なんて糞食らえだと、糞が糞に糞を投げつけてやろうと思う。

拝啓。父なる神へ、私はこんなに美しい地球で心が腐りそうです。

それでも欲が勝るから僕等は皆んな生きているみたい。