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#18「えっ、なんでこんな高いの??」

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みなさんこんにちは、パーソナルスタイリストのうえです。



服を見てるとたまに「なんでこんなのがこんなに高いの!?」

ってことありません??


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私はアパレルの世界を知る前からちょこちょこあって、その時は「意味わからんな」としか思ってませんでした。

でも業界に入って色々と知ってからは「あぁ、物の価値ってのは値段相応なんだなぁ」と思うようになりました。



その服の値段なんですが、なにで左右されるかと言うとこんな感じ ↓

●「服の値段」に影響する要素

・生地作成にかける手間
・縫製にかける手間
・施す加工の量や種類
・ブランド力
・輸入、外注、仲介料、運送費
・希少性



パッと思いつくだけでもこのくらい。

もちろん買う側がなにを求めているかにもよって、その価値は変わってきます。

ですが単純に、値段が上がるほど買う側の欲求を満たす確率は高いと思います。



じゃあその値段が、服に対してどんなメリットをプラスしてくれてるのかというと。

①長持ちする
②見た目がきれい
③機能が充実している

平たく言うとこんなとこかな??



まず①は、よれない・ほつれない・毛玉ができにくいなど。

個人的に、安い服はまず縫い目に出るのと毛玉が出来やすいです。

製造過程とかの話は聞いても別にそんなだと思うので今は端折ります。



②は美しく魅せるという意味でシルエットですね。

ジャケットとかは顕著に表れる印象です、特に胴回り。

見比べなければ多くの人は気付きませんが、安いやつはやっぱり野暮ったいことが多いです。



③の機能性に関しては分かりやすいやつも分かりにくいものもあります。

普段着のラインナップだと接触冷感とかアンチピリングとかウォッシャブル加工とか。

アウトドア系の物とかになると防水透湿とかリップストップとか、絞りとかメッシュとかポッケとか。

パッと見は似てても、実は機能性の数は段違い。


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はい。

専門用語も混ぜちゃったのでちんぷんかんぷんかもしれませんが、値段が高い服にはちゃんと理由がある、ということが伝わればOKです。



ちなみに上記以外だと、

どこどこの国の仔牛からしかとれない希少な良いレザーを使ってるとか。

どこどこの有名なデザイナーが手掛けてるとか。

どこどこの店舗で1000枚限定販売とか。



いろーんな要因で服の値段は変わります。

今度服屋さんで高い服を見かけた時は、ぜひ店員さんに訊いてみてください。

思わぬ付加価値を知ることができるかもしれません。



ということで、

今回のタイトルは「えっ、なんでこんな高いの??」でした。


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