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スタートアップは「大変」って本当?


はじめまして。
株式会社NoSchool、オンライン家庭教師マナリンク事業部マーケ担当の池田です。

タイトルの結論からお伝えします。
スタートアップは「大変」ではありません。「超大変」です。
でもその分「超楽しい」のでその点も話していきます。

オンライン家庭教師マナリンクや、NoSchoolに興味を持って下さった方、スタートアップに興味を持っている方がこの記事を読んで下さる事を考え、今回は過去スタートアップやベンチャーで働いた経験から、『スタートアップってどんな感じ?』という疑問にお答えできればと思います。

この記事はIT業界未経験の人にも、マーケ未経験の人にも安心して読んで欲しいので可能な限り難しい表現は避けます。物足りないよという方は池田とカジュ面しましょう。

スタートアップって大変なの?

これはよく頂く質問の1つでもあります。私も友人に「スタートアップで働いているよ~」と話すと

  • 業務忙しそう!

  • 何か大変そう!

  • ブラックっぽい!

  • でも何やっているかよく分からない!

  • その会社大丈夫なの?

という意見を頂くことが多いです。どれもその通りだなぁとは思います。

前々職はコンサル系のベンチャーに勤めていたこともあったり、大学時代にスタートアップでインターンしていたりしましたので、その際にも同じように言われる事が多くありました。

違いについては一旦、形式的な回答もあった方が良いかなと思いましたので今回はGoogleBardに違いを聞いてみました。

ベンチャーとスタートアップは、どちらも新規事業を開拓するために起業された企業です。
ベンチャーは、既存のビジネスモデルをベースに収益性を高めるか、スケールを拡大することで成長を目指します。
スタートアップは、今までにないイノベーションを起こし、短期間で急激な成長を目指します。
このように、ベンチャーとスタートアップは、ビジネスモデルと成長の目指す方向性の違いが主な特徴です。

Google Birdの回答

と回答を頂きました。これでも十分ではあるのですが、今回は優しく話をする前提なので、少し例え話をしていきます。

まず、目の前に「卵1つ」があるとしますね。

「この卵で今までに無い斬新で今の時代に合ったオムライスを作って!」

というのがベンチャーです。

オムライスのレシピはこの世に溢れていますし、作ろうと思えばすぐにでも作れます。味は普通でも、盛り付け、コンセプト、お店の外装・内装にこだわれば売れるかもしれません。ただ、ヒット商品が出れば安定した収益にはなる、これが所謂ベンチャー企業だと思っています。

一方、スタートアップの場合には

「新しいレシピ開発して!オムライスでもそうじゃなくても良いし、この卵使っても良いし使わなくても良いよ!」

と言われているようなイメージです。求められているものが分かりにくいですよね。

目の前にある材料はたしかに卵で、未知の食材ではないのですがすぐに調理に取り掛かることはできません。何を作るか、どう作るか全て自分次第だからです。

さらに、新しい料理が美味しいとも限らず、美味しくできたつもりでお客様に提供しても全く売れない可能性すらあります。というか、殆どの場合は味見すらして貰えずに終わります。

世間の人は馴染みの無いもの、興味の無いものを口に入れるほど冒険心に溢れてはいません。多くの人は自分が損する可能性のあるものには手を出さないのが普通です。

だからこそ、何が原因で売れないのか、もっと美味しく出来ないのか、そもそも提供する料理はこれであっているのか、提供のオペレーションに不備は無かったかなど、気にする点は数多くあります。

そのため、私たちは日々商品の開発に頭を悩ませ、お客様へのオペレーションを改善し、内装・外装・HP・チラシに至るまで見本の無い中で「本当にこれで良いのか」「もっと良くできないか」を考えています。中には「もっと新しいレシピの方が売れるんじゃないか」などと考えている人もいます。

もちろん、レシピの開発には材料費や人件費などのコストがかかります。
時間も有限ではありません。

スタートアップって何ができるの?

ここまで書いていて思いましたが、スタートアップには挑戦できる環境があるのみで、その他メリットは多く無いかもしれません。

だからこそ、スタートアップの最大のメリット「自由」をここで活かす事が重要です。

0→1を作る上で、制約はありません。自分が良いと思ったものを全力で試すこともできれば、上司にぶつけることもできます。お客様に直接聞いてみても良いのです。

どんな形であれど、その商品が売れてお客様に「価値の提供」ができればそれでOKです。こんなにシンプルな事はありません。

価値の提供の仕方は様々です。
仮に飲食店であれば、下記のような役割があります。

  • 店舗の経営をする人

  • オーダー通り料理を作る人

  • 料理をお客様に提供する人

  • 店舗の宣伝をする人

などなど…1人ひとりに役割があり、それぞれがお客様への価値提供に繋がっています。私は現在マーケ担当なので、店舗を覗いているお客様を呼び込み、料理を食べて頂くためにどうするかを日々考えています。

オンライン家庭教師マナリンクにあてはめて考えてみると、マナリンクのHPは魅力的なのか、先生は探しやすいのか、そもそもマナリンクをどうやって知ってもらうのか、競合他社よりマナリンクを選んでもらうためには?などを日々考えて行動に移しているということになります。

一歩引いて、NoSchoolという会社単位で見ると、現在は「オンライン家庭教師マナリンク」と「マナリンク高等学院」の2つしかメニューがありません。もっとメニューを増やし、価値提供を増やし、「J曲線」と言われるような成長を目指していきたいと考えています。

最初にスタートアップは「超大変」とお伝えしましたが、それ以上に自分が考えて提供したものがお客様に届き、喜ばれた手ごたえ・感覚はここでしか味わえないと感じています。スタートアップはやることが尽きない程あります。業務や成長のゴールが見えてしまうと飽きてしまう性格の自分には丁度良いなと感じているので、同じような性格の方にはおすすめです。

スタートアップ・ベンチャー経験の話

私の過去のスタートアップ、ベンチャーの経験もせっかくなので残しておきます。

大学生時代、最初にインターンを始めたのがECサイト運営をするスタートアップ企業でした。

そのECサイトは、日本の良いもの・伝統工芸品の新しい形のものを職人さんに代わり全国に販売する、というものでした。私はその中で商品写真の撮影をカメラマンとして担当していましたが、どんな人に届いて欲しいか、商品を手に取れないECサイトで写真だけでどうやって質感・サイズ感をお伝えするか、その商品の最大のウリは何なのかを考えながら撮影に当たっていました。目の前にあるものをオンラインで表現するってなかなか大変です。
でも、撮影したものがお客様に購入頂けたときは本当に嬉しかったのを覚えています。初めてマーケティングに触れたのもこの会社で行っていた「ペルソナマーケティング」だったのを覚えています。

次に、新卒の時にブランディングをメインとするコンサル系のベンチャー企業に入社しました。

そこではお客様のインナーブランディング、アウターブランディングの両面から支援をするコンサル業を行っており、自分はその中でもアウターブランディングのプランナーの1人として窓口対応~進捗管理までを実施していました。
ブランディングやコンサルは「無形商売」であり、常に最善策のさらに上、お客様の期待を超えるような120%の成果物を求められます。付加価値の創出のため、自分の意見や細かい視点を持たなければいけません。しかし、納品した際に相手企業の代表や社員の方にまで喜んで貰える経験があったからこそ、どれだけ時間がかかっても良いものを提供する、という視点を養う事が出来ました。
また、この会社での経験があったおかげで、ある程度のデザインのバランス感覚と「SEO対策」の基本を抑える事が出来たのは大きかったと思っています。

最後に

結論、私は超大変な環境でもそれ以上に自分が我慢せず挑戦できるこの環境が非常に好きです。

現状のまま終わりたくない方、自分はもっとできると思っている方、何が出来るか分からないけどとにかく成長したい方はスタートアップでもベンチャーでもとにかく飛び込んで見ることをおすすめします。

「モノづくり」が好きな好奇心と探求心を持ったメンバーをお待ちしています。

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