モヤモヤ公務員は、自分の“好きなこと”で主催コミュニティを持とう。
1.モヤモヤを抱える公務員にオススメの特効薬
規則や先例集ともにらめっこしながら、いかに目の前の仕事をこなすか。
いかに窓口のお客様に納得していただくか。
果たして自分は、職場でちゃんと評価されているのだろうか。
どうも自分は、役所で「イマイチ職員」の烙印を押されているような気がする。。。
日々自分なりに業務に奮闘しつつも、そんな思いを背負って苦しい日々が続く公務員の方も多いかもしれません。
帰宅すればもうぐったり。
趣味を楽しむ気持ちの余裕もなく、
束の間の休日は昼前後までゴロ寝しながらYouTube。
気がついたらもう夕方で、明日からの仕事が憂鬱。
そんな公務員の皆さんにおすすめしたいのが
自分の「好き」なことで、自分のコミュニティを持つことです。
まず、自分の好きなことでコミュニティを持つメリットをお伝えしてまいります。
2.自分のコミュニティを持つメリット。どうやってつくればよい?
自分の「好き」なことで、コミュニティを持つメリット。
自分が主役になることができる。
自分の「好き」を深めることができる。
思いもよらぬ人との出会いや繋がりができる。
職場だけでは得ることのできない「気づき」がある。
休日にハリが生まれ、業務にも生きる。
…え?休日まで地域の仕事?
ふだんから地域コミュニティのために働いているよ!
押し寄せてくる業務にくたくたで、そんな余裕もないよ!
と思われる人もいらっしゃるかもしれません。
今回お話したいのは、
業務内容とは全く異なる分野(関連していてもよい)で、
自分が気楽に取り組むことのできること、
すごく簡単なことで、
自分が主催のコミュニティやイベントを開くことです。
テーマはなんでもよいです。
サッカーやバスケが好きなら、
自身のSNSで参加を呼びかけてみる。
競技が成立する人数も集められない、コートを借りるのが大変というなら、
カフェや格安の公民館などを借りて、
スポーツや趣味を語る会でもいい。
読んだ本の感想をお互いにシェアする読書会でもいいし、
お気に入りの公園を一緒にのんびり歩く会でも良いのです。
3.コミュニティづくりに効果あり!「ノート会」のススメ。
もう一つおすすめなのは「ノート会」。
みんなで一緒にノートを書き、その内容をお互いにシェアする会です。
例えば、この1ヶ月それぞれ取り組んだ仕事や家事のPDCAについて、
時間を決めてそれぞれノートに書く。
それぞれの「好きなこと」や「推し」について想いをノートに書く、
というのでも良いです。
テーマは自由に、楽しく考えてみてください。
ノートに書いた内容を楽しくシェアして、
お互いにフィードバックしましょう。
時間を決めてそれぞれノートを書き終えたら、
1人が発表し、その発表に対し他の参加者が感想をフィードバックする。
全員が発表できるよう、主催者が回していく。
そんなイメージ。
フィードバックではなく、質問でもいいです。
ーーー
※参考=PDCAとは
P:計画したこと
D:取り組んだこと
C:気づき
A:今後やりたいこと
ーーー
発表者に対するフィードバックの際、
大切なポイントは「フィードバックは褒めてから。」
主催者のあなたは、このポイントだけは参加者に徹底しましょう。
最初から上から目線でアドバイスしてしまうと、
受け取る側が苦しく感じてしまうことがあります。
自分も参加者も含め、せっかくのお休みの日の集まり。
特にガチンコで組織目標を達成するような場所でもないわけですから、
まずは「温かく褒めて良いところを伝え合う会」が良いのでは?
と思います。
ノート会を実際に体験してみたい方は、
僕も参加している「フラスコ」にて各種開催されていますので、
ぜひ参考にしてください。↓
10万人のコミュニティ・プラットフォーム
「信用の器 フラスコ」
ノート会であれば、カフェや公民館でリアルで開催もできるし、
Zoomなどオンラインでも開催できますね。
自分以外にもう1人参加者がいれば、ノート会は成立します。
4.僕が実際に運営しているイベントやコミュニティ
僕が実際にチャレンジしたことは、
ノルディックウォーキングのイベントを開催し、
コミュニティを創ったことです。
特に趣味もなく、仕事にも疲弊していた17年前。
たまたまチラシを見かけ、
ノルディックウォーキングのイベントに参加しました。
全身でグイグイと前に進んでくれる
ノルディックウォーキングの感覚がものすごく楽しくて、
その後しばらく1人でウォーキングしていました。
でも、近所でノルディックウォーキングをやっている人はいないし、
1人ではつまらない。
なんなら、ノルディックウォーキングに伝えるイベントを、
自分がやってしまおう!
そんな想いで、当時やっていたブログで周知し、
イベントを開催してみました。
「地域のために」とかでなく、「業務に活かす」でもない。
ただ訳も無く「やってみたい」「人に伝えてみたい」という気持ちが溢れ、
夢中になってやっていました。
最初は参加者0人のときも、もちろんありました。
それでも回を重ねるごとに、参加してくださる方、
リピートしてくださる方も増えていきました。
参加者どうしの職業や立場は分からないけれど、
それらを抜きにして、笑顔で温かく交流出来る場所になっていきました。
職務や役割や肩書きではなく、単に「好き」で集まるからこそ、
人は温もりを感じる交流ができるのかもしれません。
とかく職場の人間関係はドライになることが多いと思いますが、
自分主催のコミュニティであれば、
業務では出会うことの出来ない人との繋がりもできます。
たとえ職場では「冴えない」自分だと思っていても、
自分手作りのコミュニティでは
自分のカラーや長所が炙り出されるものです。
「公務員が地域に出ると、業務に関する苦情を言われるのでは?」
そう心配する方もいらっしゃるかと思います。
僕の経験談からお答えすると、この17年間は「皆無」でした。
自分が創ったコミュニティであれば、自分も参加者も、
互いに体温を感じるような程よい距離感が生まれます。
まれに1回だけ来て2回目以降は来なくなる人もいますが、
だからこそ互いに「似たような価値観の」「心地よい」メンバーに集約されている傾向があると感じます。
あなたの職務職能ではなく、
あなたの人柄がメンバーの皆さんにじんわり伝わります。
であれば、あなたの仕事や組織に対する苦情というのは、
話題としては出づらいのではないでしょうか?
あなたが興味あるイベントやコミュニティに参加したときに、
主催の方の職業や所属する職場の苦情を言おうなんて思わないのと一緒です。
むしろ、みんなで共有する「好き」や「推し」への情熱に、
あなたの「公務員」という職業への信頼感が加わり、
(とにかく商売っけが無いですから笑)
お互いを大切にできる
温かいコミュニティを創っていけるのではないかと思います。
あなたの「好き」なことで、手作りしたコミュニティ。
思わぬ出会いや気づきがあるかもしれないし、
公務員としての仕事にも活かしていくことができるかもしれません。
ぜひ肩肘張らずに、小さく小さく。
楽しい自分主催のコミュニティやイベントを開催してみませんか?
自分を生き生きと、活かしていきましょう!
モヤモヤな自分に「活力」を吹き込んでみませんか?
***
本日もお読みいただき、本当にありがとうございました。
どうぞ素敵な一日をお過ごしください😊🍀
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