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珈琲記録①「gururi」~縁~

先日、琵琶湖と大津駅を結ぶ大通り沿いにあるカフェ「gururi」さんに訪問した。

連日、就職活動で足を止めることなく、全国を飛び回っていてまだ終わったわけではないけれど、今日くらいはゆっくり休もうと思って。

就活に必要なパソコンやノートは持たずに、
スマホ、財布、カメラ、手帳、原田マハさんの本だけを持って湖畔へと向かった。

しかし、雨が降った影響か、虫が多くて引き返した。

去年の夏に同じ場所で読書をした際に、コバエが栞代わりに挟まっていたことがあり、それが今でもトラウマとなっている。

そして、以前、雑誌制作団体の友人から教えてもらったカフェに立ち寄った。

gururi

夫婦が経営するこぢんまりとしたカフェで
興味深い本がたくさん置かれていた。

僕はアイスコーヒーを注文した。
コーヒーは酸味が少なく、スパイシーな味わいだった。

そして、カフェに置いてあった
『センス入門』という本を手に取り、ノートに内容をメモしながら最後まで読んだ。

この本がとても興味深い内容で、それについては
昨日の投稿で紹介させていただいた。

そこで、本を読んでいたらレジのほうから
「北海道なかなか帰れてないんですよね~でも来週帰れるんです!」という会話が聞こえてきた。

「まさか、マスター、同郷なのか!!」と思った僕はすぐにSafariを開き、「gururi 大津 北海道」と検索した。

すると、お店が紹介されている記事が出てきた。
そのサイトを見てもっとすごいことが判明した。

なんと、夫(マスター)は札幌出身、
妻は岡山出身だったのだ。

僕は札幌生まれ、岡山育ち、高校は札幌で過ごした【北の桃太郎】である。

タイミングを見計らってカフェのカウンターへ、
「札幌出身なんですか?僕も札幌で生まれなんです。岡山出身なんですか?僕、岡山育ちなんです!」

その後も、札幌と岡山の話をして大盛り上がりだった。

すごい運命を感じた。

滋賀での残された時間は半年と少ししかないけれど必ずまた来ます。


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