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丸い茶碗は地球です。その中にある緑のお茶は自然を象徴しています。

■緑のお茶は消えゆく

100歳になられる
千玄室さんの言葉です
(昨年の『日本経済新聞』朝刊)。

玄室さん、
新年早々ですが、
申し訳ありません。

人類はもう、
自然を尊ぶ茶道の精神を
省みることなく、
地球を汚すのが避けられない
経済成長にしがみつき続けると
決めたようです。


自然災害がこれほどの
犠牲者を出しているというのに、
政治家は、抜本的な対策に
言及すらしません
(100年前の12月の東京の平均気温
5.6℃、大晦日は氷点下5.1℃だったという
『日本経済新聞』春秋の記述に唖然とした)。

■玄室的姿勢を目指したい

「毎朝4時に起床し、
約10分かけて
海軍仕込みの体操をします。
冷水摩擦も毎日欠かしません」。

茶道の精神と真逆を行く地球人は
さておき、
玄室さんのこの健康法はすごい。
正直、真似できませんが、
背筋を伸ばしたその姿勢、
活舌の確かさ、
声の張り、
全て「100歳とは思えない」という

その矍鑠かくしゃくたる在り方を
追い求めたい、

追いつきたい、

2024年。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
江の島大橋より,、モノクロ―ムの富士を望む。2023.12.29


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