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2005年就農し、2018年法人化、今売り出したい作物や加工品を世に知ってもらう為、手…

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2005年就農し、2018年法人化、今売り出したい作物や加工品を世に知ってもらう為、手売りしながら、色々なツールを模索しながら導入しながら、しかし、悪徳な会社からの営業も多く、慎重に事を進めていたにも関わらず、まんまと引っかかる。 小さいながらも頑張っている人たちの力になりたい!

最近の記事

解決したけど、モヤモヤは消えず2

懸賞マニアと言われる方々とは違う。 インフルエンサーとは何が違うのか? その後の動き方が違うと言われ、口コミを書いてくれて、商品の良さをしっかりとアピールしてくれると。 インフルエンサーに紹介された物は売れる。勝手に思い込んでいた。 確かにインフルエンサーは存在する。 が、このサービスの中にいる人たちは私たちが独自のインスタプレゼントキャンペーンに集まられた方々と同じ、いやもっと言えば、口コミしても世の中に何の影響も与えるはずもない、ポイ活懸賞マニアだった。 こちら

    • 解決したけど、モヤモヤは消えず

      noteを始めたきっかけを少し書いたが、今回はしっかり書くことにした。 新商品をmakuakeで販売スタートし、かなりの手ごたえを感じた。 その直後は営業の電話やメールがひっきりなしで、この勢いに乗ってどんどん売って行きたいと思い、今まで広告費を全くかけずにやってきたので、今回はタイミング的にやった方がいいのではないと思っていた。 しかし、その瞬間瞬間で対応していると大変なので、内容はメールでお願い し大体目を通して話を聞くという形を取るようにしていた。 雑誌の掲載は

      • 売るための努力が報われるには時間がかかるパート2

        最近、ずっと使い回している写真にお気づき? レモン棚栽培のハウスの画像だ。 二年生の苗木を2021年にポットに植えて、ひたすら上に伸ばしてワイヤーの上に平たく誘引し、実がぷらぷらと大体同じ高さになっている光景はとても癒されるし、圧巻だ。 水が大好きなレモンは自動灌水でたくさん与え育て、2023年沢山なってグリーンレモンの状態から売り始め、夏場にも売れるように貯蔵している。 なので、収量がどのくらいあったのか、定かではない。 今年もたくさんなっている。 スーパーの棚は国産レモ

        • 売るための努力が報われるには時間がかかる

          農作物を売るのはとても簡単だ。JAや市場に規格通りの物を作れば、全部売れるからだ。これは、売れ残りましたとかはない。 但し、出荷出来ない規格外がある。大体、ほとんどの作物から出るし、半分は規格外と言っても過言ではない。 そんなこんなで、直売所が出来て出荷基準は自分で設け、価格も自分で付けれるようになるが、売れ残りは引き取らないといけないし、軽量し袋詰めし、値札を付けて持って行く手間暇は市場とは雲泥の差だ。 どちらも経験して、色々なチャンネル(ネット、ふるさと納税)でほとんど

        解決したけど、モヤモヤは消えず2

          noteとの出会いはとても重大な問題にぶつかり、検索で出てきた文章がきっかけだった。

          なんか、色々書いていて読んでくださる方もいてフォローしてもらえたりしたら、もっとたくさんの人に読んでもらう為にはとか調べたりしてたら、題が重要とあり、先ずは長めのお題にしてみた。 そもそもは、その見つけた文章のnoteの作者の方にメッセージを送りたいという気持ちでアカウントを作成した。 その作者の方も被害を訴えておられ、我々も被害者であり、早く言ってしまえば、かなり黒に近いグレーな会社に広告費を年間60万程使ってしまわなければならなくなった話というのが重大な問題ということだ。

          noteとの出会いはとても重大な問題にぶつかり、検索で出てきた文章がきっかけだった。

          農家の悩み6

          農家の悩みを6話まで書いてきたが、さすがに悩んでばかりで喜びは無いのか?と農業を志す、これからの若い人に失望を与えてしまうのではと、一旦立ち止まり、日々の喜び、幸せを書くことにした。 大体、決まった時間に寝て起きるので、規則正しい生活になる。(作柄による) とても綺麗な景色を朝日だったり夕陽だったり、虹や雲、花や虫等身近に見れる。珍しい生物、私はキジをよく見る。(今はアナグマ、ハクビシンなど害獣もよく見かけるようになった)まるで動物園のようだ。 当然だが、美味しい採れたて

          農家の悩み6

          農家の悩み5

          とは言え、何からやったらいいか? 仕事をやりつつ…。 相方(主人だが、共同経営者であり同僚、ここからはこう呼ぶことにする) は大学の夜学に通い始める。技術経営修士号MOT、技術を経営に生かす為の講座の農業版を受講することに。色々と模索していた相方は願書を提出し、晴れて一期生となる。 昼間は農家、夜間は学生として頑張った。しかし、終盤は昼の授業もあったり、修論発表に頭はいっぱいになっており、それをサポートした私も頑張ったなと思う。 そこで共に学んだ同期や先生とは今でも良き

          農家の悩み5

          農家の悩み4

          2人で仕事をやる事で、なるべく効率よくやろうという気持ちが強くなると摩擦もおきる。 私はこうやる方がいい、主人はいいや、こっちがいい!キツいのと、特に暑くなってくるとイライラは募り、もうやっとられん!もうやめたやめた! しかし、やらんとなー2人で力を合わせてやらんとな…。 お互いに本気で本音でぶつかり合い、絆は深まったと感じる。サラリーマンどうしだったら、こうはならなかっただろうと思うと尊い時間だったと今は言える。 大体は機械に頼ろうとするのが、シーズン1、機械の返済の為に仕

          農家の悩み4

          農家の悩み3

          自分たちで経営をやるようになると、農業とはなんとも経費がかかる仕事だなとしみじみ思う。 肥料、農薬、機械の修理、燃料などなど…。果たして、作物の金額にこれらの費用から売値が算出されることはあり得ないので、やはり農業で利益を出すのはとても難しい。 ので、今はやりがいも感じている。 日本中で農業の担い手不足は叫ばれてはいるが、トレーニングファームなどで担い手を募集し技術を指導し、ハウス栽培でこの作物を作れば、一反辺りの収入はいくらですよ!(作物によって様々) ハウスを建てるのに

          農家の悩み3

          農家の悩み2

          自分たちで仕事をやり始めると、色々な問題にぶち当たる。 全然儲からない問題。 設備投資や機械の投資の割に儲からない問題。 忙しく猫の手も借りたいのに、賃金払えないくらい儲からない問題。 とにかく、農業儲からないと気付かされる。なので、家族で一丸となってやってるとこは強い。 そして、農政は規模拡大する農家でないと、こういう補助は受けれないということでゴリゴリにレールを敷いてくるので、当時、色々とやりたい(農家レストランとか観光農園)と思っていたことはとりあえず置いといて今はこの

          農家の悩み2

          農家の悩み

          農家の家に生まれ育ち、収穫などは手伝っていた。繰り返し繰り返しの作業に当時は面白くないなと感じていて、絶対にやりたくない仕事ナンバーワンだった子供の頃。 30歳を過ぎ色々な仕事を経験し、35歳で結婚、就農することに決め、覚悟して実家で同居を始める。 10年くらいは親がやっていたものを継承し、作柄もやり方もそのままやっていたが、だんだん親は手を貸してくれなくなり、2人でやるようになると体力も日々燃え尽きていて、当時のことはあまりはっきりとは思い出せないが、ただただ環境や周りに対

          農家の悩み

          農家になる

          2005年農家になった。勤めていた会社で出会った同僚と、意気投合したのは、今のままでいいのか、自分で何かをやりたいと考えていた2人は私の実家の農業を継ぐ意思を固め、寿退社したのはまさかの2人ともだった。 何にもわからない世界では、何となく今までと変わらない空気が流れていた。今のままでいいのか?もっともっと深い何かがあった。 新婚のワクワクドキドキは新婚旅行で終わり、さあ!さらに長い旅の始まりを予感させた。

          農家になる