見出し画像

売るための努力が報われるには時間がかかる

農作物を売るのはとても簡単だ。JAや市場に規格通りの物を作れば、全部売れるからだ。これは、売れ残りましたとかはない。
但し、出荷出来ない規格外がある。大体、ほとんどの作物から出るし、半分は規格外と言っても過言ではない。

そんなこんなで、直売所が出来て出荷基準は自分で設け、価格も自分で付けれるようになるが、売れ残りは引き取らないといけないし、軽量し袋詰めし、値札を付けて持って行く手間暇は市場とは雲泥の差だ。
どちらも経験して、色々なチャンネル(ネット、ふるさと納税)でほとんど自力で販売しながら、月一で軽トラ市、直売所も他の方と被らないような物を売っている。

月一の軽トラ市で衝撃的だったのは、いつも行列が出来て大盛況の八百屋さんが、言うならば農家の私たちの半値以下で販売されてたりする。
市場や仲卸、仲買人は一体いくらで農家から買い取ったのか?
とても虚しく悲しくなった。
しかし、くじけずに加工品などの開発に力を入れている。
材料があるのが、農家の強み!
大体、全てにおいてマイナス面の対極にプラス面があると思いながら、弱みを強みに変えていく。これからも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?