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明神池から徳澤へ、プリンという名のみちくさを食う【初めての上高地③】

上高地、小梨平のキャンプ場から1時間弱散歩して進んだら、明神に到着し、魚を食らった後、さてどうしようかな。

とりあえず嘉門次小屋のすぐ隣の穂高神社奥宮を参拝することにした。
穂髙神社奥宮の境内にある明神池は、一之池と二之池の大小2つからなる池で、遊歩道脇には三之池もある。境内に入り、明神池を見てみて、その透明感が松雪泰子以上なことにびっくり。
カラマツの森に囲まれた池に空と雲が映し出されてまるで鏡である。(昔は鏡池とも呼ばれたらしい)
天地がウユニ塩湖並みにひっくり返りそうで、なんのこっちゃ分からん心境になる。

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そして、一ノ池の真上に鎮座する穂高連峰明神岳が、ヤングな言葉であえて表現すると、ヤバかっこいい。

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静まり返っていて、こりゃ完全なる神域に足を踏み入れとるぞ、と思えてくる。

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静けさと美しさにしびれながら、池をあとにした。
さて、まだ14時前だし、どうしようか。
明神から更に1時間進むと「徳澤」という場所に着くらしく、そこにあるハイレベル山小屋「徳澤園」はソフトクリームが名物だとキャンプ場で見た地図に書いてあった。ソフトクリームを目指して更に1時間進むことにした。

こんな感じの森の中を抜けて

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こんな感じの山と川を左手に感じながら歩く。

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そして、1時間後、徳澤に到着。

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おしゃれハイレベル山小屋がそこにあった。広い芝生にキャンプ場もあって、気持ち良さそうな場所である。いつかここでキャンプしたい。


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徳澤園の「みちくさ食堂」の横の「みちくさカフェ」に入ってみた。
噂通り、名物ソフトクリームが前面に推されている。

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そして。
悩みに悩んで「女将の超気まぐれ手作りプリン」を食べることにした。

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プリンにして良かった。
この少し硬めの、すが入っちゃってるルックスが手作り感満載で、美味しい卵のプリン。
私の好みの味である。
カラメルもちょうど私の好きな甘さと苦さのバランス。
最近のプリンはやたらととろけさせたり、チーズ入れたり生クリーム入れたりとひねり過ぎている。
私は、子供の頃によく食べたこういうプリンに出会いたかったのよ。久しぶりに100点満点のプリンに出会えて感動に震えた。いいみちくさになった。

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みちくさカフェはオシャレで開放感もあり、居心地も最高だった。
いつかここに泊まりたい。


それから「みちくさショップ」に立ち寄った。

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山小屋でオリジナルグッズを買うのが結構好きなんだが、ここのショップはカラフルでセンスがいいものが多かった。
雑貨屋ショッピング欲も満たされて大満足。

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この徳澤からさらにハードな山道を3~4時間進めば、憧れの涸沢カールに到着するらしい。
涸沢カールには行ってみたいが、ソフトクリームも涸沢カールも次回のお楽しみにとっておいて、今日のところはここで退散。
ただいま15時。来た道を2時間かけてのんびり歩いて戻ることにした。


キャンプ場では18時までには晩ごはんを食べ終わりたいから割と急がなければいけない。
せっせと歩き続けて来た道を戻る。平らな道なのでkeenのサンダルで十分歩けた。

小梨平に戻ったら少しほっとした。
もうすでにホームグランドな感じがしている。
とても有意義な上高地の往復4時間のお散歩タイムであった。
さて、大急ぎでステーキを焼くとしよう。

続く…

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