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短歌作り はじめの一歩

特別どこかへ出かけるでもなく、普段の生活のなかでふと、美しい光景に出会うことがあります。

そんなとき思うのは、

あぁ、この美しさを絵でささっと描けたらなぁ
とか、
俳句や短歌で表現できたらなぁ

ということ。
絵でささっとはハードルが高すぎるけど、俳句や短歌だったらもしかしたら・・・?

頭の中であれこれ挑戦してみました。
その結果、俳句は難しいということがわかり(そもそも季語を知らない)、短歌ならば多少はそれらしくまとめられそうと希望が見えてきました。

そして珍しく雪が降った日、これを歌にしたい!という衝動にかられ、とうとう短歌を作ってしまったのです。

ことばを探す楽しさ
リズムにのせる難しさ
字数のなかに収めたあとのすっきり感

うん、なんかいいかも。

記念すべき、はじめの一歩。
どこかで公開しないと、自分のなかで「なかったこと」にしかねないので、出来の良し悪しはさておきこちらに載せることにしました。

恥ずかしさ半分
ワクワク半分

温かい目でご覧いただければ嬉しいです。
では、どうぞ!



雪が降る前から翌日にかけて作った3首



1.
雲間より 降りたる光 幾筋いくすじ
美しと見ゆ 冬の寒き日


2024 Jan.13


2.
迫りくる 白く冷たき 雪のかげ
山隠してのち 谷をも覆う


2024 Jan. 13



3.
雪原の 綺羅きらとかがやく 眩しさに
空を仰げば 飛行機がゆく


2024 Jan. 14


反則かもしれませんが、そのときの光景を写した1枚を添えました。

万葉集の影響なのか、はたまた島木赤彦に背中を押されたのかはわかりませんが、内から湧き上がるなにかに動かされる感覚で作った、はじめての短歌です。

信州の冬の一コマ、皆さんに届きますように。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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