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“ユーモア”の定義を要素分解してみた



ユーモアのある人に惹かれる。

ユーモアのある人間になりたい。

ユーモアは難しい

ユーモアって何?

ということでユーモアについて定義から整理してみます。


ユーモアの定義一覧


ユーモアとは一体何なのでしょうか。一般的定義を並べてみます。


humour:the ability or tendency to think that things are funny, or funny things you say that show you have this ability(ロングマン英英)
ユーモアとは、人を和ませるような《おかしみ》のこと。日本語ではこうした表現を諧謔とも呼ばれ、「有情滑稽」と訳されることもある。 (Wikipedia)
人間生活ににじみ出る、おかしみ。上品なしゃれ。人生の矛盾・滑稽(こっけい)等を、人間共通の弱点として寛大な態度でながめ楽しむ気持。(Google)
基本的美的範疇の一つ。ラテン語の humorに由来し,本来は湿気,体液の意。邦訳としては有情滑稽などと訳され,知的な機知 (ウイット,エスプリ) に対して感情的なものとされる。(ブリタニカ国際大百科事典)
人の心を和ませるようなおかしみ。上品で、笑いを誘うしゃれ。諧謔(かいぎゃく)。「ユーモアに富んだ会話」「ユーモアの通じない人」「ブラックユーモア」(デジタル大辞泉)


日本語では、”おかしみ”という表現になってますね。

つまり、大笑いするほどではないが、でも笑えてくる という笑いのことを言います。


熟語では、“機知”という言葉がユーモアと最も近しい言葉なようですね

機知に関して考えると、

瞬間・知恵などがキーワードですね、



機知とは

人の意表をつくような,不意でかつ巧妙な新しい見方,ないしは考え方の転換をさす。多くの場合,他の人たちに驚きや笑いを生じさせる。
機知:その場に応じてとっさに働く鋭い知恵。ウイット。(Google)
その場に応じて、とっさに適切な応対や発言ができるような鋭い才知(デジタル大辞泉)



ユーモアの定義の構成要素は?


この定義の一覧から共通する要素を並べると、

おかしみ(可笑しみ)
上品な
和ませる
感情的な機知
瞬間的
知恵、才知

⇓まとめました

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自分のユーモアの種類を理解する方法



ユーモア関連書籍

本書では,古典的な知見から最新の研究成果までを参照して,笑いとユーモアという多面的で複雑な現象の全体像をとらえるための基本的な枠組みと視点を提示する。具体的には,くすぐりやじゃれ遊びから,からかいやジョークまで,多種多様な可笑しさの系譜を探り,ユーモアに関する15の理論を概観する。また,笑いとユーモアを感情として位置づけ,その心身の健康や社会関係などに与える効用についても考察する。

定義から考えるシリーズ


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