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思う事

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日々思うことの欠片たちをまとめています。
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2020年12月の記事一覧

雪が降る町

 昨日、近所の商店街にふらっと足を運んでみた。 大阪市内でも有数の商店街ということもあっ…

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年賀状

 紙の年賀状をめっきり書かなくなった。 これでも数年前まではけっこう律儀に、印刷会社に発…

権利と義務の表裏一体性

 ある人が権利を行使しているとき、一見こちらはその権利を受けなければいけないという義務感…

エモーショナルな日々は疲れる

 今年を振り返ってみると、長い間会わなかった人との「再接続」が激しい一年だった気がする。…

コンセントレーション・ポジショニング

 気持ちが散ってしまっているときは、何か一つに焦点を絞って全集中した方が上手くいくものだ…

「探さない」とかえって見つかる現象

 トイレが見つからない夢を見た。 とある商業施設内で、僕は一人延々と歩き続ける。探せば探…

未来に希望をどうやって見出すのか

 社会とのつながりを果たしてどこに求めているのだろう。 最近冴えない気持ちで毎日を過ごしていたのは、何となく社会とのつながりに変な飢えを覚えていたからなのかも知れない。コロナ前に比べ、リアルで人と会うことも少なくなったし、風潮に身を任せて独り(や小コミュニティ)の時間をめいっぱい大事にするようになった一方で、社会に対する寄与の感覚が希薄になった気もしていた。 もちろん錯覚の一種とは認識しているのだが、自分にとっての未来の「希望」の見え方をどこに定義してふだん過ごしているの

泣いたカラスがもう笑うような朝

 どうにもこうにも、もやもやして収まらない静かな怒りを抱えていた。 特定の誰ともない、人…

継続の中腹に思うこと

 何でも続けていると面白いものだ。 別に誰に頼まれて書く訳でもない随筆(エッセイ)。 「…

キャッシュ・パラダイム

 前月より無駄遣いをしていないと思っていたのに、カードの請求額が前月を超えていた。知らず…

独りだけであげる祝杯

 独りだけであげる祝杯というものが、ある。 人に言うほどでもないが、すごく自分にとって大…

ベッドルーム・ポスト②

 毎日寒い。季節の本気度がビンビンに伝わってくる。 個人的には、先おとといあたりが一旦の…

見つめる場所、濃度、具合

 いつからか「どっぷり浸る」ということをほぼしなくなった。 物事に対し、薄味程度の見つめ…

「見えないものほど見たくなる」心理にまんまと駆られた一幕

 とある女性のお笑いタレントが、地元に帰ったついでに、自分たちの育った場所を散歩しながら思い出を語るという YouTube 動画を上げていた。 彼女らの地元は大阪。僕もその芸人は好きなので、何気なく自動で流れてきた動画を眺めていた。 その内容に興味を惹かれたので書き残しておく。 ***  通常は大々的に景色を映したり、タレントが立ち止まり、ゆかりの地を指し示す方向にカメラを向けたりするものだが、そこは芸人らしく、いっさいそのような演出はなく、コンビの相方がカメラを持ち