継続の中腹に思うこと
何でも続けていると面白いものだ。
別に誰に頼まれて書く訳でもない随筆(エッセイ)。
「随筆」と言ってしまっていいものかと迷う時もあるが、自分がそうだと思ったら、別に言い切ってしまっていいと思っている。「随筆」の「連載」。そう考えると素敵じゃないか。
続けていると、何より自己へのフィードバックが多いということに気づいた。普段考えていることを深層レベルから掬い出し、ある程度まとまった形で正直に書き続けるという行為は、やはり内省的な気づきを多く預かるとともに、書きながら答えめいたものが見つかるときも良くある。
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僕が常日頃気をつけていること。
「駄文乱筆お許しください」のような慇懃無礼を前提にした態度で、決して臨まないこと。
これは文章に限らず、表現するものすべてにおいてそう。例えば、楽曲を聴いてもらうときに、人に対して「お耳汚し失礼します」という言葉を枕に添える行為などを絶対しないこと。
これは、自己を卑下するだけでなく、暗に基準を相手に低く見積もらせ、その基準よりも錯覚的に良く見せるという保険や打算をかけているに過ぎないから。極論だけど、自分を良く見せたいことの歪んだ発露でしかないと思っている。
一瞬ウケたとしても「素人にしては良いじゃん」というアマチュアのフレーム内で評価が収まるにしか至らない。そこにハナから基準を置いてしまうのは哀しい。
だから、文章について言えば、できるだけ「言い切る」形式を取りたいし、たとえ自信がなくとも「適切な背伸び」は続けていきたいと思っている。
常に「守破離」の精神を持っていれば、キャリアは関係ない。フリーランスで音楽制作をやり始めた頃から、何をするにおいてもその信念は揺るぎない。
そんなこんなで、記事も200投稿目。淡々ながら、何となくリズムが掴めて来た気がする。
今日はこんなところで。
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