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思う事

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日々思うことの欠片たちをまとめています。
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2020年11月の記事一覧

Red Genesis

 夜明けの瞬間、東の空が業火のような赤さを呈していた。 目を奪われた。 ほんの一瞬の光景…

ゲームとファッション

 僕はゲームファッションが好きで、特に 8bit 系のファッションに身を包む機会も良くあるのだ…

Weyes Blood

 『Weyes Blood』というアーティストにハマっている。 きっかけは、ランダムで流していたプ…

急ぐ時ほど口笛ふこう

 あれこれタスクを抱えてしまい焦っているときほど、そのことを基準にした思考ベースで物事を…

オールマイティから極振りの時代へ

 「今日社会なかった、理科だった」と悲壮な声が朝から鳴り響く。娘の声だ。 期末テストが今…

「崩し」の技術

 先日盛大な自転車事故によって欠けた前歯。 仮歯期も終わり、ついに正式のレプリカ歯が装着…

一文字違いの凄さ

 昔『家なき子』というドラマがあった。 その中で、安達祐実扮する主人公の "相沢すず" が放つセリフ「同情するなら金をくれ!」が大きな話題を呼び、流行語大賞になるほどの言葉となった。 そんなある日、新聞のコラム記事を読んでいると、記事中で『家なき子』が取り上げられこのセリフが引用されていたのだが、執筆者がそう思い込んでいるのか、「同情するなら金おくれ!」となっていた。 …あれ?これが公式のセリフだったっけ? なんというか、児童文学調ではあるが、ドラマ自体がグルーヴィ

「ブランク」と思える基準って何だ?

 昨日は長く親交のある知人の結婚パーティーだった。できる限りの密を避けつつ執り行われた式…

ウォーキング・アライブ

 つい一昨日まで、例年にないくらいの暖かさだったのに、突然寒くなった。露骨な三寒四温に、…

マインドを選ぶ

 物を作り続けていると、ある程度手順も固定化されてくる。同時に、完成のイメージもある程度…

割れ窓理論とコミュニティ・ゾーン

 誰かがある場所にゴミを捨てたとする。そこに捨てられたゴミを誰も拾わず放置している限り、…

生きた軌跡をレコードしていく

 昨日になるが、今年もおかげさまで無事に誕生日を迎えた。 「おめでとう」と言われると、や…

DELTAKO

 大阪は南巽駅から歩いてほどない場所に、一件のお洒落なたこ焼き屋がある。 屋号を『DELTAK…

ドリームノート

 夢の中で、自分が弾けない楽器をそれなりに上手に弾けたとき、空を飛べた時、もう会うことのない誰かが出てきて関係が氷解したとき、夢から醒めると「夢だったか」と思うと同時に、ほんのりとした虚脱感と心地良い余韻を感じる。 その感覚がとても好きだ。 夢の中で夢が叶うとき、こちら側に還って来ても夢と現実のゲートがまだ完全に閉まっておらず、そのままいけるんじゃないか、と思ったりする。雰囲気をあえて楽しむために、まどろみに身を委ねながら再度目を閉じる。 大げさなエフェクトはいらない。