ノルディックイノベーションハウス東京

ノルディックイノベーションハウス東京は、北欧5カ国の良質なスタートアップ及び成長企業の…

ノルディックイノベーションハウス東京

ノルディックイノベーションハウス東京は、北欧5カ国の良質なスタートアップ及び成長企業の、日本進出を支援するコミュニティプラットフォームです。5カ国の駐日大使館商務部や貿易振興機構と連携して、イベントや商談会、ウェビナーの開催、個別の相談を行っています。

最近の記事

今年は11/30-12/1開催!Slushを最大限活用するための5つのヒント〜北欧最大・世界最大級のスタートアップと投資家のためのイベント、Slush攻略法〜

2008年に学生主導で始まり、2019年には2日間で25,000人が訪れた、今や北欧最大・世界最大級のスタートアップと投資家のためのイベントに成長したSlush。2022年は4,600のスタートアップ、2,600人の投資家(その資産運用総額は1兆USドル), 300人以上のメディア関係者が参加しました。日本からの参加者も大手企業、投資家、自治体、メディア関係者など、年々増加傾向にあります。 過去に様々な形でSlushに関わってきたNIH東京とそのメンバー。Slushを最大限

    • ノルディックトークスジャパン 「本日の献立:食のシステム改革 - 持続可能な食の安全を目指して」

      責任ある食の未来とは?私たちは食の選択やその生産方法を見直すべきなのでしょうか?消費者と生産者の間の溝を埋めるために必要なことは?技術革新は解決策になるのでしょうか?革新的な政策は、生産者と消費者にどのような権限を与えることができるのでしょうか? 2023年5月30日、ノルディックイノベーションハウス東京、駐日北欧5カ国大使館、フィンランドセンターは、このテーマを議論するために「Nordic Talks Japan」を開催しました。会場は、東京・赤坂BizタワーにあるUNI

      • ノルディックトークスジャパン「グリーントランジションの原動力としてのエネルギー安全保障」

        ロシアのウクライナ侵攻とその後の制裁、そしてロシアによる欧州への天然ガス輸出の制限は、石油、石炭、天然ガスといったエネルギー資源の輸入に依存することの本質的な脆弱性を明らかにした。こうした動きは、北欧を含む多くの国々にとって、気候変動への懸念に加え、エネルギー安全保障の観点から、再生可能エネルギーへの移行を加速させる議論に新たな弾みをつけている。 12月8日、ノルディック・イノベーション・ハウス東京、駐日北欧5カ国大使館、フィンランドセンターは、このテーマについて議論を深め

        • イベントレポート:北欧ヘルステック最先端とつながるピッチ&ネットワーキング

          2023年4月27日(木)、ノルディックイノベーションハウス東京はLINK-Jと共に、北欧ヘルステック企業と日本のライフサイエンス分野の企業をつなぐピッチ&ネットワーキングイベントを開催しました。 当日はオンライン、リアル会場合わせて192名の方にご参加いただき、ありがとうございました! イベントレポートはこちらをご覧ください(LINK-J ウェブサイト)。 また当日の録画は下記よりご覧いただけます。 ノルディックイノベーションハウス東京は、北欧5カ国のスタートアップ

        今年は11/30-12/1開催!Slushを最大限活用するための5つのヒント〜北欧最大・世界最大級のスタートアップと投資家のためのイベント、Slush攻略法〜

          ノルディックトークスジャパン「デジタル社会における平和と民主主義の進め方」

          デジタル技術の活用は、様々な形で国際平和、安全保障、民主主義に貢献する可能性を秘めています。例えば、平和プロセスや選挙において、より包括的な参加を促進することがで来ます。しかし、同時に、偽情報の拡散などを通じて、紛争を悪化させる可能性もあります。 平和と民主主義を促進するために、デジタルツールをどのように活用すればよいのか。デジタルメディア環境は、欧米社会にとってどのような課題と機会をもたらすのか。デジタル化とデータ社会における民主主義の未来とは? 4月26日開催のノルデ

          ノルディックトークスジャパン「デジタル社会における平和と民主主義の進め方」

          ノルディックトークスジャパン「ジェンダー平等とメディア-報道と編集室における女性」

          報道における男女不平等 - 女性の声、地位、専門性の欠如 - はいまだ課題として残っています。ニュースに女性が登場する頻度やその立場、メディアに描写されるロールモデルは、社会全体に影響を与えるため男女平等な社会を形成する上で非常に重要です。言論の自由も、男女両方が声を上げる機会が同等でなければ達成されません。またニュース編集室における男女平等も大切な観点になります。 報道における平等の欠如は、ジャーナリズム、さらにニュースを消費する私たちにとって何を意味するのでしょうか?こ

          ノルディックトークスジャパン「ジェンダー平等とメディア-報道と編集室における女性」

          ノルディックトークスジャパン 「民主主義をより平等に:女性の政治的エンパワーメント」

          北欧諸国が何十年にもわたりジェンダー平等を推進してきたのは、健全な政府による政策の策定、雇用、家庭の福祉に寄与し、より強固なビジネスの醸成になるからです。政治の場において男女平等を達成することは、平等な社会を形成し、民主主義を真に機能させることにもあります。若い世代の参加も重要です。 日本、北欧、そして世界中でよりジェンダー平等な民主主義が機能するために、私たちは何をすべきなのでしょうか? このテーマを深堀するために、日本と北欧、それぞれの地でこのテーマに第一線で取り組む

          ノルディックトークスジャパン 「民主主義をより平等に:女性の政治的エンパワーメント」

          イベントレポート 北欧ヘルスサミット(2022年5月11日開催)

          人口当たりのユニコーンの輩出数がシリコンバレーについで世界第2位、European Innovation Scoreboardsなど各種ランキングで高順位につけるなど、イノベーション先進地域としての北欧の地位が世界で高まっています。ここ数年の日本から北欧への投資の増加も注目に値します。 これらの傾向を背景に、北欧のヘルスケア分野のイノベーションと、日本の投資家、産業界、エコシステムを繋ぐ場として、2022年5月11日から13日の3日間、北欧5カ国の駐日大使館商務部とノルディ

          イベントレポート 北欧ヘルスサミット(2022年5月11日開催)

          信頼と包摂性:北欧から学ぶ誰も取り残されないデジタル社会(2022年2月10日開催)

          デジタル化はSDGsを実施するための強力なツールであり、日本の新政権はデジタル化と電子政府を重要な政策課題として前面に打ち出しています。しかし、社会のすべての人々が参加し、透明で説明可能な政府のデジタル化を実現するために、私たちは何をしなければならないのでしょうか。 2月10日、このテーマについて議論するために、第3回Nordic Talks Japanを開催しました。会場は、パートナーであるUNIVERCITY of CREATIVITYの施設で、Mandalaと呼ばれる

          信頼と包摂性:北欧から学ぶ誰も取り残されないデジタル社会(2022年2月10日開催)

          スウェーデン発🇸🇪 リーガルテック企業、 IPScreener社 インタビュー

          新しいアイデアや技術は世界中で生み出されています。特に、気候危機やパンデミックなどの問題に直面している今、革新的なアイデアや技術はこれまで以上に大切です。しかし、あなたが一生懸命考えた発明が、すでに特許登録された技術であったとしたら?もしくは、既に期限切れの特許で、自由に使えるものだったとしたら?IPScreener(アイピースクリーン)社の創設者兼CEO、Linus Wretblad(ライナス・レトブラッド)氏は、このようなことを繰り返し目の当たりにしてきました。そしてこれ

          スウェーデン発🇸🇪 リーガルテック企業、 IPScreener社 インタビュー

          循環型経済とテキスタイル産業:ファッションにおけるSDG#12(2021年11月25日開催)

          テキスタイル業界では循環型経済に向けてどのような取り組みがなされているのでしょうか?発展の妨げとなっているボトルネックは何なのか?さらに、業界全体の組織的な変化を待っている間にも、私たち個人が持続可能なファッションに向けて取れる行動は? 11月25日、Nordic Talks Japanシリーズの第2回イベントとして、「循環型経済とテキスタイル業界」を開催しました。駐日フィンランド大使館内のメッツァ・パビリオンで開催され、Zoomでライブストリーミングされました。 歓迎の

          循環型経済とテキスタイル産業:ファッションにおけるSDG#12(2021年11月25日開催)

          フィンランド発ビューティーテック、リヴィーブ Revieve インタビュー

          ノルディックイノベーションハウス東京(NIH 東京) Meet our Members。今回は、今年春に日本での活動を始めたフィンランドのビューティーテックスタートアップ、リヴィーブ(Revieve)です。 ステイホームや非接触型販売の追い風も受け、急速に広がりを見せるビューティーテックですが、その種類は大別すると2つに分けることができます。 一つは、高性能ヘアドライヤーやフェイス用スチーマーなどの美容家電で、それ自体が消費者向け商品のもの。もう一つは、AIやビッグデータ

          フィンランド発ビューティーテック、リヴィーブ Revieve インタビュー

          再生可能エネルギー:社会的公正なグリーンエネルギー転換への道筋(2021年10月28日開催)

          Nordic Talksシリーズは、持続可能な未来に向けて変化を起こそうと行動している北欧と世界各地の人々との間で行われる対話です。 10月28日、Nordic Talks Japanシリーズ第1回目として、エネルギー転換における公正な移行をテーマに開催しました。会場は東京・新木場の木材会館に加え、Zoomでストリーミング配信も行われました。 開会の挨拶にはインガ M. W. ニーハマル駐日ノルウェー大使が、閉会の挨拶にはピーター・タクスィー・イェンセン駐日デンマーク大使

          再生可能エネルギー:社会的公正なグリーンエネルギー転換への道筋(2021年10月28日開催)

          北欧フィンテックのグローバル展開:How to Scale Nordic Fintech to the World ウェビナーレポート(9/28/2021)

          北欧フィンテック企業のグローバル規模での活躍が注目されています。この度 Oslo Innovation Week 2021の一環として、ノルディックイノベーションハウス5拠点(シリコンバレー、ニューヨーク、シンガポール、香港、東京)共催で、How to Scale Nordic Fintechs to the World と題したウェビナーを開催しました。3名の北欧フィンテック界のパイオニアの方々をお招きし、グローバル市場でのスケールアップについて実体験を語っていただきました

          北欧フィンテックのグローバル展開:How to Scale Nordic Fintech to the World ウェビナーレポート(9/28/2021)

          フィンランド発 AR/VR企業 ZOAN日本代表インタビュー

          NIH東京のメンバー企業の一つ、ZOAN日本代表のPaul Yang氏にインタビューしました。日本のAR/VRマーケットの動向や、北欧スタートアップが日本進出を目指す際の優位性や障壁など、実体験に基づいた興味深い話をしていただきました。(日本語は英文に続きます) Q: 本日はお時間いただきありがとうございます。まずはじめに、ポールさんの日本との関係と、ZOANとの出会いについて教えていただけますか? A: 私は韓国系アメリカ人で日本で生まれ育ちました。アメリカで高等教育を

          フィンランド発 AR/VR企業 ZOAN日本代表インタビュー

          北欧フィンテック:レポート発行記念イベント(2021年4月21日)

          2020年、北欧のテック系スタートアップは記録的な額の投資を受けました。日本から北欧テック系スタートアップへの投資は、2016年以来右肩上がり。フィンテックはその先頭を走っています。  この度、イノベーション・ラボ・アジアが、特に日本進出や日本からの投資に意欲的な24の北欧のフィンテックスタートアップについてまとめた日本語レポート“北欧フィンテック”を発行したことに伴い、2021年4月21日にオンライン記念イベントを開催しました。 プログラムは以下の通りです。 17.0

          北欧フィンテック:レポート発行記念イベント(2021年4月21日)