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中国、アメリカ、日本での就業経験を持つ。日本でビジネスに携わる人にとって(もしかすると…

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中国、アメリカ、日本での就業経験を持つ。日本でビジネスに携わる人にとって(もしかすると、生活する全ての人にとって)、米中で起こっていることを正しく知ることは、自らの戦略を立てていく上で不可欠なこと。専門外の人にも理解していただけるような情報のシェアを心がけます。

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思いつくまま書いていたら、自分で自分が何を書いて何を書いていないのかわからなくなってきました・・・ので、まとめてみました。同じコラムが別のカテゴリーで表示されていることもあります。                                UPDATE: 20MAR2023 ■アメリカはなぜ騙されたのか?❶稼げるが正義!リベラル・エリートとは? ❷トランプ大統領逮捕の噂と”稼げるは正義!”の闇 ■日本人が知るべき赤いアメリカ:❶共産化するアメリカは、第二次世界大戦前か

    • 今こそ日本人が知るべき!”大きな声で叫ぶ歴史”が事実となってしまう現実❸

      出版物の怖さアイリス・チャンのテーマ選びから推測されること 2冊目の書籍「ザ・レイプ・オブ・南京」の発表により、世界的なベストセラー作家となったアイリス・チャン。3作目となる「ザ・チャイニーズ・イン・アメリカ」で、中華系移民に対するアメリカでの差別や迫害について言及したところ、2冊目で大絶賛していたアメリカ人から、「中華思想に基づいた、歴史ロマンであり、歴史書ではない」と、大バッシングを受けたという話を以前、紹介しました。 歴史学者から見た、”歴史的な裏付けや検証が不十分

      • 今こそ日本人が知るべき!”大きな声で叫ぶ歴史”が事実となってしまう現実❷

        中華系が語る”残虐な日本”がアメリカでウケたわけを考えてみた出版前後のアメリカ事情ーー”冷戦後” 南京事件について扱った、アイリス・チャンのベストセラー書籍「ザ・レイプ・オブ・南京」が出版されたのは、1997年です。中華系アメリカ人が語る第二次世界大戦中の残虐な日本がアメリカでウケた背景には、出版当時のアメリカ事情が深く関係していると思います。 1990年代といえば、”冷戦後”と言われる時代。ソ連崩壊後の新しいパワーバランスが模索される中、1990年には、アメリカの軍事力

        • ”ガラスの天井”運動が起きない、自民党総裁戦ーーリベラルの方が自由がない!?

          リベラルの方が自由な発言をしにくい!?高市早苗氏落選も、”#ガラスの天井”の声、聞こえず・・・ ガラスの天井とは、女性やマイノリティが働く上で、昇進や良いポジションに着くために、見えない天井があることの例えで、大統領選で、トランプ大統領に敗れたヒラリー・クリントンが発言したことでも、注目を浴びました(実際に負けた理由は、彼女が女性だったからではなく、別にあったと思いますが)。一方、小池東京都知事も過去に「ガラスの天井を破った!」みたいな発言をしていた記憶があります。 で、

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        • 今こそ日本人が知るべき!”大きな声で叫ぶ歴史”が事実となってしまう現実❸

        • 今こそ日本人が知るべき!”大きな声で叫ぶ歴史”が事実となってしまう現実❷

        • ”ガラスの天井”運動が起きない、自民党総裁戦ーーリベラルの方が自由がない!?

          今こそ日本人が知るべき!”大きな声で叫ぶ歴史”が事実となってしまう現実❶

          日本人が知らない日本史が世界的なベストセラーに!?トーマス・ロックリーで思い出した、アイリス・チャン トーマス・ロックリーの問題が出てきた時に、アメリカ在住の日本人として恐怖を感じたのは、”アイリス・チャンの「ザ・レイプ・オブ・南京」出版事件”を思い出したからです。この本は、タイトルからもわかるように、第二次世界大戦中の南京で起きた事件について、中華系2世のアメリカ人ジャーナリストが書いたもの。なぜここで私が”事件”というような曖昧な書き方をしているのか?といえば、ニューヨ

          今こそ日本人が知るべき!”大きな声で叫ぶ歴史”が事実となってしまう現実❶

          進次郎とリベラル・エリート

          これはちょっと個人的なメモ書き的なものです。最近の小泉進次郎氏の発言に驚かれている方も多いかと思います。そんな中、個人的に「これこれこれ!!」と熱い気持ち?になっているのは、進次郎構文?進次郎節?と言われている彼のとんでも発言は、私がこのコラムの中で”リベラル・エリート”と呼んでいる人たちの発言と、構造がほぼほぼ同じなのです。 進次郎とリベラル・エリートの発言の共通点: 質問の答えになっていない: 全然関係のないところでも、議論の途中にしれっと自分(実績)アピールを投入

          進次郎とリベラル・エリート

          日本人の命よりも、”海外”を優先する、日本政府、メディアは必要か?

          日本人はなぜ狙われるのか?前提として、ターゲットは明らかに日本人、日本人学校。 深センで、罪のない日本人のお子さんの命が奪われてしまった件です。犯人に対する怒りはもちろんのことですが、日本側の政府の対応もひどければ、メディアの報道にも呆れます。相変わらず、といえば、相変わらずなのでしょうけど、 「日本人が狙われた事案かどうか、確認中」 っていう、日本メディアの報道、日本人をバカにするのもいい加減にしてほしいです。6月にも蘇州の日本人学校のスクールバスが狙われていたようで

          日本人の命よりも、”海外”を優先する、日本政府、メディアは必要か?

          弥助は黒人侍か?ーー弥助の歴史的評価を冷静に考えてみた【トーマス・ロックリー問題】

          ポリコレ・フィルターを通した評価が”人物”が持った本来の存在意義を損なわせている”侍”だった場合:残念な評価になる弥助 「”弥助=侍”説以外は認めない」と主張している国内外の人の声で、ちょっと気になることがあります。それは・・・ 侍に何か期待しすぎじゃない? 「侍は日本人だけのものではない!」とかいう主張に至っては・・・「ちょっとまずは落ち着こうか」と。とんでも主張に、言いたいことが山ほどあるにも関わらず、言葉を失うという奇妙な感じにこちらもなってしまいます。侍に何か期

          弥助は黒人侍か?ーー弥助の歴史的評価を冷静に考えてみた【トーマス・ロックリー問題】

          トーマス・ロックリーがとんでも日本史を創造していく過程を考えてみた❷

          トーマス・ロックリーがとんでも日本史を創造していく過程を考えてみた❶の続きになります。 とんでも日本史に権威を与えてくれる肩書きトーマス・ロックリーのバイオにも使われたTL的工作 さて、ここで質問です。歴史家を名乗る、トーマス・ロックリーの専門は何だと思いますか? 「歴史家を名乗る人の専門を聞くなんて!?」、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、日本大学のサイトによると・・・ トーマス・ロックリーの研究キーワードは「言語内容頭語型学習」。「言語内容頭語型学習」とい

          トーマス・ロックリーがとんでも日本史を創造していく過程を考えてみた❷

          トーマス・ロックリーがとんでも日本史を創造していく過程を考えてみた❶

          TLっぽいメディア”掲載のインタビュー記事から出てきたとんでも日本史肌の色や姿から導き出した、新説:弥助の出自 前回のトーマス・ロックリーのコラムで、彼は日本語と英語で異なる”史実”を語っているという問題点を指摘しました。上記の新聞社さんも、同様の”手法”を多用されていることで有名ですので、英語記事の方をチェックしてみました。2022年6月5日の毎日新聞さんの記事です。 まず、この記事は、Netflixが弥助を題材にしたアニメシリーズをリリースし、ハリウッド映画化の動きも

          トーマス・ロックリーがとんでも日本史を創造していく過程を考えてみた❶

          ”アサクリ炎上”で発覚した、トーマス・ロックリー日大准教授・問題と、「これがポリコレの狙いだ!」

          炎上しているフランスのゲームと、元ネタのポリコレ日本史炎上内容をコンパクトに トランプ大統領を狙ったテロ事件も気になるところですが、またもやなかった闇の日本史が静かに作られているということを知って、これは今のうちに嘘は嘘、インチキはインチキ!と、声を上げとかないと大変なことになる!と思い、まずはこちらを。 フランスのゲーム会社UPIのゲームソフト「アサシン クリードシリーズ」の最新作が戦国時代に実在した人物、”黒人侍”・弥助を主人公にしたもので、同シリーズが”史実に基づい

          ”アサクリ炎上”で発覚した、トーマス・ロックリー日大准教授・問題と、「これがポリコレの狙いだ!」

          大谷選手とアカデミー賞と、アメリカにおけるアジア系に対する扱いと。②

          本題の前に事件の概要本件ご存知のない方のために・・・。ご存知の方はこの章はスキップしてください。さらに4月中旬くらいに書いた記事を、なぜかその1カ月間、パソコンの中にキープしてしまっておりました・・・。 連邦地検の発表で明らかになっていること(4月中旬くらいまでの情報) 大谷選手は完全な被害者である(違法賭博にも、賭博業者への送金にも関与していない)被害総額は24億円以上 元通訳にかけられている容疑は、大谷選手名義口座から胴元へ不正送金した銀行詐欺。具体的にわかっている

          大谷選手とアカデミー賞と、アメリカにおけるアジア系に対する扱いと。②

          大谷選手とアカデミー賞と、アメリカにおけるアジア系に対する扱いと。①

          やはり可能だった、大谷選手の通訳による不正振込前回、大谷選手の通訳問題について、通訳が大谷選手の口座にアクセスすることは可能だということについて、アメリカ在住者ならではの視点で紹介させていただきました。が、やはり大谷選手は完全な被害者側で、通訳による不正送金の手口も報じられていましたね。 「(アメリカは特に不正対策が厳しく)通訳が勝手に他人の口座にアクセスすることはできない!」と、断言して、大谷選手批判を展開していた方々は、「アメリカなのだから完璧なシステムであるはず」と言

          大谷選手とアカデミー賞と、アメリカにおけるアジア系に対する扱いと。①

          大谷選手・記者会見に対する疑問点に関する、アメリカ在住者なら誰でも考えつく可能性

          本タイトルの記事の前に、以前よりこのノートを読んでくださっていた方・・・ずっと更新できずにすみません。仕事に忙殺されていました。英語で文章を書かなくてはならない時に、日本語の文章が書けなくなる、切り替えがうまくできないポンコツなのです。仕事が落ち着いたわけではないのですが、表題の件、アメリカ在住者で普通に社会人生活を送っている人であれば、通訳の方が選手の口座振り込みを勝手に行うということができたということが容易に想像できるため、この点に言及しなかったことで、大谷選手が疑われる

          大谷選手・記者会見に対する疑問点に関する、アメリカ在住者なら誰でも考えつく可能性

          ”高額授業料”で特権を獲得・維持する、リベラル・エリート:アメリカはなぜ騙されたか?❹

          入学しやすく、卒業しにくいアメリカの大学の問題点一見すると正論でも、総合的に見ると・・・? アメリカの大学は、日本に比べて入学がしやすい一方で、卒業に必要な単位を取得するのが難しいと言われています。 大学でしっかり勉強しなくては卒業できないのだから、良いシステムでは? といえば、そうなのですが・・・。現在のアメリカが抱える問題全てに共通することなのですが・・・ 1点にフォーカスすれば、正論に見えることも、総合的に見ていくと、矛盾だらけ ということが多々あります。”卒

          ”高額授業料”で特権を獲得・維持する、リベラル・エリート:アメリカはなぜ騙されたか?❹

          リベラル・エリートの作り方:アメリカはなぜ騙されたか?❸

          手が届く成功、アメリカンドリーム48アメリカで”高給”は日本ほど難しくない アメリカを語る前に・・・まず、日本の給料はかなりおかしいです。日本企業に勤める従業員は総じて、もっと給料をもらって当然の能力、そして、仕事に対するロイヤリティを持った働きをしていると断言できると思います。ですから、これからシェアさせていただく、アメリカ人の給料は、もしかすると、私が比較対象とする日本人の給料が安すぎることの影響も関係していることではあると思います。 とはいえ、アメリカで働いていて思

          リベラル・エリートの作り方:アメリカはなぜ騙されたか?❸