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楽しさと喜びが成長に繋がる

やりたいけど、自信がない。。。


春がだんだんと近づいてきている。冬の間に鬱蒼としていた気持ちが、春めいた陽射しにくすぐられてくるのか、心が軽くなってくる感覚がする。
新年度が近づいてきているせいか、何か新しいことを始めたくなる。今まで機会がなかったり、前にやってみたけど続かなかったものを、思い切ってやってみようかなと思う人がいるはず。
そんな時この言葉を耳にする。「やってみたいんだけど、続けられる自信がない」 
やってみたいことを始めるのに、続ける自信って必要なの?きっかけがなかったから、今まで始めていなかったのに?せっかくやりたい気持ちが芽生えてきたのに?猪突猛進的なところがあるわたしとしては、石橋をすごくた叩きがちな人の気持ちを理解するのが難しい時がある。

とてつもなくラッキーかもしれないのに。。。


ひと昔ふた昔前に比べたら、随分世の中は便利になっている。当時に比べたら、利便性や情報量が圧倒的に違う。ある意味選択肢が多くて、何をどのようにしたら自分がやりたいことを見つけられるのか、近づけるのかで迷うことが沢山ある。
そういうご時世の中で、「○○をやっている時の自分が好き、楽しいことを見つけられた幸せ、夢中になれる幸せ」というのは、とてつもなくラッキーかもしれない。
それにも関わらず、「続けられる自信がない」というマイナスな考えに縛られてブレーキをかけてしまうことは、なんとももったいない。
以前「人間が感じる恐怖には、未知の環境に対するものも含まれる」という話を聞いた時にとても納得した。予想外の状況に置かれると、不安が強くなり、これからどういった行動するべきなのかと焦る気持ちが強くなる。
今までやりたかったことを始めて行き詰まると不安が強くなり、今までの自分の選択が正しかったのか、そして今後に向けてどんな選択を取っていくのが良いのかという悩みが頭から離れない。

自分の成長に対する喜び


この文章を読んでいる方の中には「友達、同期、仲間に負けたくない」という気持ちで、何かにチャレンジしている人もいるはず。もちろん負けるより勝つ方が良いし、常に結果を出せる方が良い。でもいつも他人と自分を比較すること、そして一番でいることや結果を出すことにこだわることは、心が疲弊してしまうように思える。
他人と比較するよりも、始めたばかりの自分と比較していくことで「ここまでやれている」という自信がついてくる。自信がついてくることで、一歩先に進む勇気が出てくる。それを繰り返すことで、始めたばかりの自分より成長を感じることが出来るはずだ。
計画通りにいかないことや迷うこともある。そういう時は一休みして、今の状況を観察してみる。すぐに答えが出ないかもしれない。「自分はダメだ」と卑下するより、「ゼロの状態からここまで成長出来た」という喜びの気持ちに気づいた時に、突破口を見出せると思う。

World Baseball Classic 2023での気づき

3月12日時点で、わたしはWorld Baseball Classic 2023に釘付けだ。年が離れた兄から、セパ両リーグ、メジャーリーグの諸々を聞いてきたおかげで、野球観戦を楽しく出来ている。侍ジャパンのスター選手の活躍を見ているのも楽しいけど、どちらかといったら職人タイプの選手に注目している。
注目している選手の動きを観察していると「肩の力が抜けている。侍ジャパンの一員としてプレーが出来ていることが嬉しい。そして本当に野球が好きなんだな。」ということに気づいた。彼らからは一国を代表するチームの代表選手として選ばれたという責任感と同じくらい、大舞台でプレー出来る楽しさやワクワクした気持ちを感じる。そういう気持ちがモチベーションとなり、グラウンドに立ってそれぞれの役割を果たしている印象を受ける。

「続けられないかも。。」と尻込みをしている限り、楽しさは経験出来ない。ワクワク感も得ることは出来ない。他人との比較に目を向けるより、少し前の自分と比較した方が、成長や喜びを感じることが多い。

人生は一度きり。どうせなら後悔が少ない人生にしたい。わたし自身、今も自分に言い聞かせている。


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