奇声と姫と私の心
今朝起きたら、ママは点いていたテレビに話し掛けていた。
よく話し掛けるタイプだったけど、まさかの徹夜?
寝なかったか聞くと
そうなのよ
という。
なんだそれ…
取り敢えずトイレへ連行。
ご飯を出して、お昼の惣菜パンも置いて出勤した。
仕事で心が解れるような言葉を貰い、
分かってくれる人が居ることが幸せだなと思った。久々に心が落ち着いて信念に似たお客様の為に、が間違って無かったと安堵した。
にゃん太郎のご飯とスープを買い、家路につく。何時からだろう?帰る時に緊張するようになったのは
玄関、異常なし。
トイレ、使った形跡なし。。。
リビングドア、異常なし。
ママ、リビングの椅子に座っていて寝た形跡がない!
ママ?寝なかったの?
うん!
なぜだっ!!!
手を洗いに洗面所へいくと
異常あり!
なぜ床が濡れているのだ…
よく見ると足跡も
にゃん太郎は困惑の眼差し
ママ?トイレは。。?
私知らないんだわ
。。。。。!
また洗面所とトイレを間違えたのか?
急ぎママの点検すると靴下だけが濡れている。
風呂場へ足を洗おうと行こうと云うと
いやーーーーー!きゃーーーー!
凄い奇声
元々被害者意識の強い性分、抵抗力たるや凄まじい。近所に虐待を疑われるような大声の奇声を発し続ける。
ママ!私疲れてるんだから、足を洗おう?
きゃーーーーーー!やめてーー!
◯◯さーん、助けてー!
何なんだ全く、さっさとしてくれぃ
◯◯さーんは誰なのか分からない。そんな名字を口にしたことない。
足を洗って靴下替えようと穏やかに言ってるのに悪者にされた。
そのうち腕を回して殴り掛かってきた。
避けながら、何とか風呂場へ着いたと思ったら、奇声のまま座り込もうとする。
温かいお湯で洗うと
温かくていいね♪と微笑み出した。
いっそのこと奇声のままでもいいのに、早くして!と云いそうだった。
認知症、だけではない。
元来の性格がそのまま出ている。
それが面倒で、煩い。
一気に私のHP激減。
それから床の掃除をし、消毒と消臭を済ませママに落ち着く薬を飲ませ寝床へ連れていった。
ボクじゃないからね!!とにゃん太郎がチラとこっちを見る。
分かってるよ(*´▽`*)と名前を呼ぶ。
あーそんなことしたら、やめてーー!
助けてー!
これは昔からママが云っていたコトバ。
どこまでもプリンセス扱いされるものと信じている。
自分に非がない世界のママはいつもこうして生きてきた。悪者でも構わないから、私の時間の浪費をそろそろやめてほしい。
そもそもプリンセス、ではないのだから。
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これからも人の心に何かが灯る記事の為と猫のために大切に使わせて頂きます(*´▽`*)