優しい時間の泳ぎ方
ひどく辛いと感じた日が続いた。
ママの変化もそう、人の中に居る事でもそう、長年の友人の一言もそう。
ママの変化は体力も時間もかかり、出来てた事が出来なくなることがこんなに切ないとは思っても見なかった。
十代の頃、老いは悲しいと思ったが、その心は不可能になる事が増えていく過程…だった。
にゃん太郎も年を重ねて私も数同じだけ年を足して行く。にゃん太郎は私の数倍一年で年を積むが同時にまだ学んでいる。
やるな、にゃん太郎。また鰹節を落とそうとしたな?(*´▽`*)
私は週末の就業時刻5分前が好きで、あーもうすぐ終る!にアドレナリンの放出を実感する。その5分はわくわくでドキドキで脳内パラダイス(*´▽`*)が定刻が来ると休みの始まりとなり、もう半減している。
つくづく、な私。
俯瞰で自らを視る事をそのひどく辛い時間に同時にしていた。何がいけない、足りないと自分の欠点を揚げてはどうすればいい、何を得ればいいと文字通り踠いてはばたついた。
痛みを脱ごうとする傷ついた鳥のように両翼をばたつかせ、その羽を結果、自分でアスファルトにぶつけ傷つけていた訳だ。
つくづく過ぎる…
書くこともしたくない私の感受性ではあり得ない事をした人に、今は感謝している。
居なくなればいい!と呪う程の衝撃を投げてきた事は許さずも、許せない私を許してみた。
何故か?結果的に
どうすれば眠れる、ストレス、不安、動悸、酷い事を言う人などのキーワードから辿りついた処から、未知の植物へ繋がっていたから。
あんな酷い日々でなければ痛みもなくスムーズだったけど、この心境に着くパスポートだったのだろう。
旅支度でわくわくし明日は明日は♪と嬉しい時間を過ごし、出発してから車窓の景色も楽しまず帰ってからの家事を心配するような生き方だった。
昨日も書いた、
過去に悔い未来を憂いて今が無いような生き方、してた私。
其くらいの勢いがないと変えられないと神のジャッジが降りたと言うことか、余地なくその思惑に嵌まり、今を楽しく過ごす事を受け入れた。
日差しの温度、風の向き、光の加減に季節を感じ、ここ手のひらにあるものを忘れて不足を探すようなことをしない。
小さな決意がもたらした心への影響がこんなに、あった。
自分に優しくするのは怠惰や甘やかすことでなく、自分の都合だけを考えるのでなく、楽しくわくわくすること今したい事を楽しくやる、そんな瞬間がきっと優しい時間に紡がれていく、そんな気がしている。
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