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暑さを活用する。梅塩作り

暑い日が続きますが、
この強烈な日差しを活用したいところです。

私は、梅酢をパットやお皿に薄く流して、
梅の塩を作っています。

梅酢は梅干しの副産物ですが、
とても便利です。

ご飯を炊く時や、味噌汁等に少し入れるだけで、腐敗や雑菌を防ぎます。

梅干しも近日中に干す予定ですが、
洗濯物だけでなく、
干せるものは、どんどんやっていきたいところです。

さて、梅酢で梅塩を作るわけですが、
干してみると良い塩ができます。

梅干しの塩のようなものなのです。
しかし、味は強烈です。

ほんの少し、口にするだけでも
飲み込めないくらいです。

ですが、これがまた疲れた時や、
気を引き締めたい時にいい。

ご飯にほんの少し入れるだけでも、
腐敗を防ぎ、隠し味で
風味が良くなります。

まぁ、梅酢の濃縮ですし、
梅干しがあれば、別にいらないかも
しれません。

そもそも、人に喜ばれるような
味ではありません。

強烈な味なので、普通の人には嫌われます。

ですが、強烈すぎるからこそ、
大抵の悪い菌は生きられない。


梅干しは、真夏の強烈な日差しに晒すことで、何か特別な力が生じると思っています。

今回は梅酢を干すわけですが、
時間がかかります。
また少しずつしかできません。

それでも、この日差しを
うまく活用するには
十分です。

私は食べやすくした調味梅干しには
全く関心がありません。

まろやかで、人ウケを狙うことも必要ない。
体に良い、健康に役立つものを作りたいと思っています。

そんなわけで、梅塩作りも、
恒例の行事になっています。

朝、パットやガラス皿等に薄く梅酢を流し入れます。

あとは、日差しに晒すだけです。

完全に乾かすことはできないですが、
極力、日数をかけて梅酢を干していきます。

徐々に塩が結晶していきます。
赤しそも固まります。
人舐めするだけで、強烈な味です。
何日も干すと、黒っぽくなります。
こうなると、
耳かきいっぱい程度の
量しか口に入らない味になります。 
梅肉エキスの
塩入りバージョンでしょうか。


梅干しだけでなく、梅塩、
梅肉エキスがあれば完璧ですね。

除菌だ、マスクだと聞くけれども、
過度の除菌は体の貴重な常在菌を
殺すか弱めるんじゃないだろうか。

1500年以上もの歴史を持つ梅干しと
うまく付き合う方がよっぽどいい。

アルコール消毒はマナー上で少しする程度にして、普段は梅を活用します。

塩も自分が納得するものを使った、手作りの梅酢を干すといいですね。

塩はキパワーソルトやブラックソルトなど、
ニガリがほとんどない、酸化還元力のあるものを使っています。

梅干しを作るときに塩は使います。
でも、梅酢などで塩の大半を
回収できます。

シンプルでムダがない。
長期(ほぼ永遠)保存可能な梅干し。

真夏の暑さを活用して作られた梅干し始め、
梅肉エキス等、
本当にすごいものを昔、作られたんだと改めて感心してしまいます。

梅園、強烈な味ですが、
強アルカリ性です。

特に脂っこいものが好き、肉食が多い人は酸性に体が傾いています。

親に渡して不評かと思いきや、
適当に使ってくれているようです。

うまく梅干し等を活用し、
先人が生み出した梅を活用して
いきたいところです。

この暑さ、ついでに納豆もやってみました。
1日で粘りも出てきました。すごい発熱です。朝仕込み夜には仕上がっていました。
ここまで粘りが出るのは、真夏ならではです。
強烈に暑い車内で仕込みました。
35℃を超えるような気温では、
保温器は不要です。

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