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理想の音と歌詞と世界観と、現実の実力。
趣味で始めたDTM、はや3ヶ月ほど経ちましたが
早くもスランプ気味になっている野乃です。
今は3分程度の、A→B→サビ→A→B→サビみたいな
定番の流れの曲を作るのが目標なわけですが
前半がまだ終わっていない。
というのも
圧倒的に知識や技術が足りていないと感じているのに
何からやっていいか分からなくなっているのですね。
楽器の演奏経験がピアノ(半年!!)とリコーダーぐらいしかないので
定番であるドラムやギターは全く知らなかったのです。
ドラムは幸い、YouTubeや本など参考になるものが多くて、
なんとなく打ち込み方が分かってきたのですが…。
問題はギターなんです、ギター。
単純に打ち込むと、ピアノとあんまり変わらないような音色になるのです。
しかも電子音みたいで、打ち込み感が否めない…。
ちょっと工夫して打ち込んでみたのですが「本当にこんな奏法があるのか」「現実的な演奏になっているのか」が判断できないのも、不安ですね…。
まぁ、これを言い訳にして進めないという状況もよろしくないので
打ち込み感があっても完成させたいと思ってはいますが…。
実は、ギター以上に悩んでいるものがあるのです。
それは「作詞」。
おかしいなぁ、そもそもボカロがやってみたくて作曲を始めたのに…。
スタジオワンはよく起動させているのに。
初音ミクさん、もう1か月近く寝たままなのです。
以前、歌入りの曲を作った時は
思い浮かんだメロディーを先にボカロで打ち込んでから
伴奏を付けていたのですが
メロディのリズムが自由すぎて伴奏作りに苦戦してしまったため
今回は伴奏になる部分から作って、その後に歌詞を考えようとしていたのです。
「伴奏の部分が進んでいないから、歌詞をまだ書いていない」
と考えれば、シンプルな話なのですが。
それ以上に問題は根深く…。
まず「理想として描いている音を作れない」という、技能不足な問題。
例えば、今作っている曲も
本当はB'zさんみたいな、エレキギターとベースの音が映えるようなロックを作るのが理想でしたが
どうも楽器音源の選び方や打ち込み方が難しい…。
「あれ、なんか違う気がする」「思ったよりポップな曲になりそうだな」と思いつつ、進めようとしているところです。
うーん、でもまぁ、その曲に合う歌詞を作ってみるしかないですかね。
そして一番困っているのは「理想としている歌詞が、ちっとも浮かばない」ということ。
そもそも私がアーティストさんや曲を好きになる理由が
「自分には思いつかないような世界観・歌詞だから」なんですよね。
例えば…
「てにをは」さん。
個人的には、切ない儚い世界観の印象が強いです。
かつ、どの曲にも独特の言葉遊び入っていて、シンプルにかっこいい。
彼にしかできない芸当だろうなぁ…と感じさせられます。
「柊キライ」さん。
「怒り」「哀しみ」「憎しみ」…。
そういった、負の感情を爆発させたような曲が、毎回癖になります。
狂気じみているのに、荘厳さもある。
「少なくとも、自分が真似して作っても、パチモンにしかならないだろうな…」と思わせる、他の追従を許さない世界観があります。
今年の大ヒット曲「うっせぇわ」でおなじみ、「syudou」さん。
厭世的でアイロニカルな曲を書かせたら、右に出る者はいないんじゃないかって、本気で思ってしまいます。
「うっせぇわ」だけじゃなくて、ボカロ界隈ではたくさんのヒット曲を出しているんですよ。
最近は、対になる曲を同じ2分11秒で完結させるという遊び心のある(?)作曲もしておりました。
syudouさんに限らず、考察必須な曲が多いのですが、その難解さにも惹かれてしまいますね。(メジャーな人だと米津玄師さんとか)
この通り、私が憧れる曲には、作曲した人のカラーが色濃く出ていて、
初めて聴いても「これ、あの人が作ったんじゃないかな」ってわかるような…。そんな曲を作れるようになるのが理想だったのです。
…今書いていて思いましたが、そもそも私、1曲も完成していないんだから、
「自分らしさ」「個性」以前の問題でしたね(笑)
ぼやいている暇があったら完成させないとですね…。
ただし、やはり歌詞のセンスはどうしても「敵わない」「真似できない」と感じてしまうのです。
語彙力の差もあるし、普段どんな感情を抱いて生きていたら、こんな攻撃力の高い、インパクトのある歌詞が書けるんだろうか…。
平凡にのほほんと暮らしているせいか
ゆるい、作文みたいな歌詞しか浮かばないんですよね。ちょうど、このnoteみたいな。
等身大の自分として、受け入れるしかないのか…。
だらだらと書いてしまいましたが
そろそろまた、スタジオワンを開いてみようかと思います。
比較してもしょうがないですよね。うん。
今回はまとまりない駄文となってしまいましたが
お付き合い頂き、ありがとうございました。
もしよろしければ、先ほど紹介した方々の音楽を視聴してみてください。
「あ、こういうの好きなのね…」って分かって頂けますと、オタク冥利に尽きます。
それでは、良い休日を!
野乃
サポートに相応しいnoteを書けるように、サポートに相応しい人物になれるように、今後も努めて参ります。 もしも、万が一サポートして頂くようなことがあれば…泣いて喜びつつ大切に使わせて頂きます!