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温かな煮込み料理が恋しい霜秋


茶葉の減りが早いと感じるこの頃、もう冬は間近。
わたしにとってお茶は気分が落ち着かない時に助けてくれるとても優しい存在です。

疲れが残る朝。仕事に持っていく水筒にはいつもより華やかな香りのするお紅茶を。そうすると、ふと水分補給した際に、こころがほっと軽やかになる気がするのです。


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◎フィンランドで気づいた小さな幸せ365日 - 島塚絵里

ファッショナブルで自然も多い憧れの北欧。
その中でもフィンランドといえば、ムーミンとその仲間たちのことを思い出します。そんな素敵な国を365日分たっぷりと紹介されています。

ひと項目毎カラーの写真もあり、フィンランドの文化をより理解出来るように描かれている本書。テキスタイルの紹介は勿論のこと、ちょっとした事柄なども多いので、まるでフィンランドに滞在しているかのような気分になります。海外に住まわれていた方のお話を聞いた後だったので、違う文化に触れてみたいと頁を捲る度に何だかとてもうきうきとしました🌲


◎あのこは貴族 - 山内マリコ

生まれ育った社会階層の中で、ひとりの男性を介して女性たちが自分という存在を考えさせられ、向き合っていくお話。明治頃の華族の暮らしを見ていて憧れた少女時代のことを思い出しながら、学び変化していく女性たちにちからをたくさん貰いました。

豪華絢爛な生活を送る箱入り娘だって、田舎で育ったおんなのこだって、悩みの種はきっと同じ。
好きな相手に抱く上手く言葉に出来ない違和感。各々にある独特のコミュニティ。長所にも短所にも成りうる箇所…、共感し読む手が止まらなくなりました。

映画も観たのですが、各々の階層の生活の切り取られている様が見事でした。


◎村雨辰剛と申します。 -  村雨辰剛

スウェーデンで生まれたひとりの男性は、少年の頃日本を知り、好きになりました。念願の来日を叶え、日本独自の美が生きる庭園に感銘を受け、弟子の期間を経て庭師となりました。そしてその男性は帰化し、日本人として暮らしています。

庭師のお仕事の傍らでメディアにも出演するこの多い村雨辰剛さん。どうして日本へ興味を持ったのか?来日までの日常や、天職である庭師というお仕事との出逢いまで。素敵なモノクロのスナップが鏤められており、見応えがあります。


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少し前に、宮城県美術館に行ってまいりました。
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」を観に。

面白い仕掛けのある粋なポスター🖼


フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」は勿論、
他にもたくさんの絵に触れることが出来、
ゆっくりとした時間が流れていて
すごく素敵な時間になりました。

気に入った絵のポストカードを買いました。
愛するミッフィーのコラボのぬいぐるみも購入🕯

次は何を観にいこうかな?



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