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「当事者がふらっと寄れる」コミュニティスペースが成り立ちにくいのは、サービス提供者や利用者の資本が不足してるから説。

しんどい立場の当事者が、ふらっと、なんとなくついでに立ち寄れるようなコミュニティを作りたい、というよく聞く動機


ここ数日、「ひとり親や、引きこもり児童あるいは不登校児童のケアラーのための居場所づくりをしたい」というような話を続けて聞くことがあった。こういった、そういうしんどい立場の当事者が、ふらっと、なんとなくついでに立ち寄れるようなコミュニティを作りたい、というのは、まちづくり活動においてはよく聞く、定番の動機であるようだ。

長年この仕事をしているので、そういったお気持ちはよくわかる。しかし一方で、その動機がうまく結実しないケースも長年この仕事をやっていると、よく見てきたなあ、とも思う。

それは「やる気が足りない」とか「ノウハウがない」とかそういうことではなく、純粋に「資本が足りない」からっぽくて。

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