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新章を、ここから。

ときどき、何もかも全てまっしろに塗りつぶしたくなることがある。

それは、逃げたいというきもちとも、やり直したいというきもちとも、ちかいけれど、ちょっとちがう。

ここから、またここから始めたい。まっさらなきもちで。
そんな、ちょっとした清々しさと。
本当は、塗りつぶしても、まっしろにはならなくて、少しその奥に過去の色が滲むことを、知っていて。
期待と不安が、少し入り混じっているような気分。


私は、いまnoteを塗りつぶしたくなっている。


新しいアカウントをつくる、とか、今までの記事を全部消す、とかはやらないけれど、ここからまたはじめたい。

ここから、新章がスタートするような気持ちで。


ここのところ取り組んでいたこと(修士論文)が一段落して、10日ほど経つ。10日間、何もしていなかったわけではなく、これまでどおりごはんをつくったり、本を読んだり、部屋を片付けていたりしたのだが、10日間があっという間に過ぎ去っていく。

なにもしなくても時間が過ぎ去っていくことが悲しいという訳でもなく、別にいまの生活が堕落しているとも思っていない。

だけど、修士論文というものに縛られていると思っていたが、実際のところ私はそれに縋りついていたのかもしれないと気づく。

そう気づいて、少しぼうっとしていたかった。
ただそれだけだ。
世間では、それを燃え尽き症候群と呼ぶのかもしれない。


そうして、波間に漂うように過ごしていたけれど、ちょっと切り替えたいなと思い、今日から少しずつ動き出すことにした。


叶えたこと

まず、これからやろうとしていることを語る前に、これまでに叶えたことを整理したい。

今年の初めに、叶えたいことリストを100個書き出した。

そのうち、これまでに19個の夢を叶えた。

・家に小さな図書館をつくった。
いつか#私の本棚として記事にしようと思う。

・ラジオを始めた
marthaさんとラジオ「ペンシルノオト」を始めた。

・ラザニアをつくった

・ティラミスをつくった

・おいしいパンをつくった
写真を取り忘れたけれど、おいしい塩パンをつくった(ぺこりんが)

・noterさんと会った
志麻さん主催のひとますバル会に参加させていただいた。

・収納スペースを整えた
写真を撮って見せられるほどではない。でも、どこに何があるのかわかりやすくなったと思う。

・ホテルのような寝室にした
ホテルのような雰囲気ではないけれど、少しずつ私らしい色に染まってきた気がする。

・おいしい煮物をつくれるようになった

・私の作品と、だれかの作品を交換してもらった
まるすけさんと交換していただいた。

・ピクニックに行った
おにぎりをつくって、揚げ物はコンビニで買って、公園で食べた。立派なお弁当をつくったわけではないけれど、楽しかったから、これもピクニックと呼ぶ。


・身体にいい料理をつくった

毎日バランスよく作ることを心がけているから、一応達成。今後は、シュガーフリー、カゼインフリー、グルテンフリーの日を増やしていきたい。乳製品、小麦もおいしいけど、あまり自分の身体には合っていないような気がするから。

・ストウブの鍋を手に入れた
コンテストの商品を使わせていただいた。
いままでぺこりんが学生のときから使っている黒焦げになった鍋を我慢して使っていたけれど、隠れ我慢をなくすためのコンテストの受賞だったので、我慢しないことにした。

・毎月花を活けた。

フォトウェディングのブーケ。我が家の器を総動員しても足りなかった。
お花は、活けたあと、ドライフラワーにして楽しんでいる。

・とろとろの豚の角煮をつくった

・モビールをつくった
つくっていないけれど、買って満足したので、達成ということにする。

・ルーを使わずに、スパイスだけでカレーをつくった

・タオルをホテルのように揃えた
無印のフェイスタオルで統一した。フェイスタオルでも、十分に全身を拭けるし、洗濯が楽。

・おいしい漬物をつくった。
浅漬けをよく作る。冬になったら白菜漬けも作りたい。


以上19個の夢(というほどでもないものが大半を占める)を叶えたが、これからのこりの81個の夢に取り組むのではなく、ここで一度リセットしようと思う。


叶えたいこと

これから叶えたいことを、端的に言えば、自分の力である程度稼げるようになりたい、ということになる。

今の生活に不満があるわけではない。
けれど、若干の不安はある。

この不安は、いまの私にはだれも助けることができない、という事実に起因するものだと思う。

私自身は、たくさんの人に支えられて、ここまでなんとか生きてこられた。

だけど、もし、いま私の大切な人たちになにかあっても、私には助けるほどの力がない。それがすごく怖い。

応援する、助ける、手を差し伸べる。

言うだけなら、タダだ。
でも、実際には、タダでできることばかりではない。

不安を消すことはおそらくできないが、不安を小さくすることはできると思う。
不安が小さくなったら、たぶんそのかわり希望が膨らんでいくのだろう。

お金を稼ぐのであれば、いますぐハローワークに行って求人を探すのが手っ取り早いかもしれない。(それだって私には難しいことなのだけれど。)

だけど、いま焦って近道をしようとしたら、かえって遠回りになってしまいそうな気がする。

焦らずに、少しずつ形にしていきたいと思う。

・私の憧れの人

私の憧れの人は、たとえば、小川糸さん、伊藤まさこさん、香奈子さん、有元葉子さん。

作家さん、スタイリストさん、モデル兼デザイナーさん、料理家さん、と職業はバラバラだけど、みなさんご自身の専門分野の第一線で活躍されている。そして、実際にお会いしたことがあるわけではないけれど、その暮らし方を綴ったエッセイを読むと日々の暮らしも大事になさっていることが窺える。

私は、今のところ日々の暮らしは大事にできていると思う。日常を大切にしながら、自分が専門にしていきたいと思う分野で自分の力を発揮していきたい。


・スケジュール

大きな目標として、憧れの人について語ったが、そこに向かうためのファーストステップとして、直近の計画を立ててみた。

8月 「書く習慣」1ヶ月チャレンジ
いしかわゆきさんの『書く習慣』の巻末にあるお題に沿って1ヶ月noteを書き続けたい。ちなみに、今日のこの記事は、「Day1 今抱いている目標や夢」というお題に沿って書いている。
・毎日17時くらいに投稿予定
・1000字から3000字くらい

9月 「描く習慣」1ヶ月チャレンジ
・毎日絵を1枚アップする。
・クオリティーは問わない。

10月 文章を商品化
どんな商品にするのかは計画中。お仕事依頼として原稿執筆を受け付けるかもしれないし、有料記事や有料マガジンを発行するかもしれない。

11月 絵を商品化
こちらも計画中。グッズ販売、原画販売、デジタル・アナログイラストの依頼受付を計画中。

12月 絵本『ことりんとことりこ』(文:ゼロの紙さん)を発表
クリスマスに間に合うように、絵を仕上げたい。
発表形式は未定。

1月 物語をつくる
いままで、主にエッセイを書いてきたけれど、小説にも挑戦してみたい。

2月 如月杯開催
絵本の文章を募集する。優勝賞品には、私が絵をつける。
物語でもいいし、エッセイでもいいなと思う。
記事が集まるかな、という不安もあるけれど、やってみたい。


・やりたいこと(日々の暮らし)

体験
□料理を友人に振舞う
□チョコレート工場に行く
□ワイナリーに行く
□益子に行く

ほしいもの
□ぺこりんのフルート(二重奏したい)
□腕時計

習慣化したいこと
□運動(ヨガ、ジョギング)
□服を制服化する

学びたいこと
□お金、マーケティングについて
□近現代史
□TOEIC(結局まだ900点取れていないので、次こそ!)
□現代アート
□ドイツ語


せっかく新章をスタートさせるなら、もっとかっこいい記事にできたらよかったけれど、少し放心状態になっている自分の頭を整理させようとしたら、まとまりのない記事になってしまった。

この記事の「スケジュール」に書いたように、これから1ヶ月毎日投稿する予定なので、また明日も読んでいただけたらうれしい。

明日は、「今やっている仕事、学んでいること」というお題に沿って書く予定だ。

それでは、また明日。


だいじょうぶ 急ぐ旅ではないのだし
急いでないし 旅でもないし 

                 宇都宮敦

枡野浩一『ショートソング』集英社、2006年、313頁


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