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寝台特急37列車で行くスンガイコーロク経由深南部国境を巡る旅(その3)

明けて次の日、この日はロットゥー乗り継ぎで一気にダンノークまで向かいます。

時計塔から北へ少し行った置屋がない地帯(^^) からヤラー行ロットゥーは出ます。
7時30分にヤラー行1191系統ロットゥー発車です。
2日前に駆け抜けた山坂道を駆け抜け、10時ごろ到着。

ハジャイ行470系統ロットゥーが、道路挟んだ隣の敷地内から出ているから、乗り換え便利です。10時30分に発車しました。

町外れの長距離バスターミナルで少し客を拾い、そこから国道418号線を北上して国道43号線の終点三叉路を左折。
途中海沿いを走ったりして景色も良好、後半はチャナ駅付近から国鉄を並走しながらハジャイに向かいます。

バスターミナル手前のセンタン(Central Festival)で降ろしてもらい、昼飯を。
到着したのは、12時50分頃。
センタンからは徒歩でバスターミナルへ。

バスターミナルで豆知識を一つ。
バスターミナルから空港まで国道407号線、4135号線経由で走るソンテウがあります。途中キムヨン市場、第二バスターミナル(深南部以外へ行くロットゥー専門のターミナル)を経由するので、そちらに行くときにも利用できます。

深南部行き以外のロットゥーはいなくなったと言っても、南部で一番の大都市ハジャイの第一バスターミナルだけあって、活気もあるし、バスもたくさんあります。
ダンノーク行を見つけるのに結構かかりました。

やっと見つけたダンノーク行1872系統ロットゥー、15時20分に発車しました。
ダンノークに着いたのは16時40分。

ダンノークに着きました

土地勘のないところでのホテルの予約は避けているんですが、ベトン1泊目の反省点から下調べして、ホテルの予約をセンタンでの昼食中に行いました。

ロットゥー降りて、チェックインしてから、付近散策しているが。ここ凄いなぁ。
置屋が何軒あるんだか、分からないくらいあるし(^^)

飯食って、

女買って、

お持ち帰りしましょう。

人は、マレーシア国境置屋に行って、深南部の闇に詳しくなれる・・・か。

 S先輩は10年来、このテロ地帯を追っている日本人では稀有な記者のひとりだ。なにせ日本では、タイといえばオカマかリゾートばかりで、シリアスなテロ事件なんぞほとんど報道されることはない。たまにニュースになっても、「仏教徒の多いタイからの分離・独立を目指す、イスラム過激派によるテロ」という切り口でしか扱われない。しかし実態はだいぶ違うのだ。
 この地域に巣くうテロ組織と、軍・警察による利権争いが原因といわれている。その利権とは、麻薬をはじめとして、海運、売春、マレーシアとの密輸……。
 独立のためのテロというのは単なるお題目、利権争いの相手を狙った「攻撃」なのだ。またそれを装い、テロ組織の危険性を煽るために当局が自作自演で爆弾をしかけることすらあるという。
 とはいえ、実際に犯行に走るテロ組織の下っ端の若者たちの多くは、その行為が独立を目指す聖戦(ジハード)だと信じている。その根っこには「格差問題」がある。
 確かにこのタイ深南部には、かつてパッタニー王国という国があり、1902年にタイに併合された歴史がある。宗教も違うし、言葉もタイ語ではなくマレー系のマラユー語が主流だ。タイ語がうまく話せなければ進学や就職にも影響が出る。収入は、深南部とタイのほかの地域とではずいぶん差があるという。
 こうして若者が溜め込んだ不満の受け皿となっているのがテロ組織だ。パッタニー王国の再興なればすべてはうまくいくと洗脳し、テロ犯に仕立て上げていく。(越えて国境、迷ってアジアより

詳しくならなくてもいいや。今は持ち帰ったイサーン娘と一緒にシャワー浴びたい。

次の日はハジャイへ


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