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「愛されない人間」という独り身コンプレックス
さて、金曜日です。
金曜日になるとやってくるブラックマインド。
残業で脳みそも使い物にならなくなり、残るはどす黒い感情のみ。
週末にこんなまっくろくろすけになるのどうにかしてほしい。
閑散とした住宅街を歩いて帰っていると、夜22時にはもう静かで家の明かりがぽつぽつと暗闇に浮いてるんいるんですよ。
ああ、皆お風呂入ったかな、とか。
もう寝るのかな、とか。
週末は誰かはカレカノジョと過ごすのかな、とか。
色々考えるアラサー独身女。
自分から望んで独りなのに、心のどこかで
私って一生愛されることないんか?私の人生独り、そこに愛はないんか?
なんて寂しがり屋みたいなことを思うわけだ。
他者に愛されないってやばい人間なんやろか?
愛される価値ないんやろか?
とか思う時がたまにくる。
最初に挙げたどす黒い感情というのがまさに、周囲で(この人やばいな〜、思いやりとかないんだろうか)なんて不快な思いをさせられて少し遠慮したいような人にぶち当たった時に、その人が結婚していたりすると
こんな人でも結婚できるんだ…とブラックマインドになってしまう。
↑この時点で人を下に見たり、結婚がある種のステータスみたいに思っている自分がまず嫌になる。
こんな人でも愛されて、結婚したんだろうか。私は愛されてないけど、この人は愛されてるんだよな…え、私この人以下…?
なんて愛される愛されないに優劣を感じる時点で可笑しいはずなのに、疲れきった脳みそはこんな思考をし出すから、もう本当に。どうしましょう。
翌朝になったら、あ〜独り最高〜勝手気まま最高〜とか思いながらお菓子バリボリ食ってるんだろうけど。
独りが楽で好きなのに、こんなこと思うのも人間の本能もあるんでしょうかね。
思考とか感情とか面白いなと思った金曜日。
独り身コンプレックス、乙。
ああ、こんな自分が嫌になるけど、これも自分だ。アラサーの私なのだ。
今週も夜更かししてやる。
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