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アラサー女「結婚したいけどしたくない」


本音が出てしまった金曜日の夜。

恋愛へのアドバイス記事とか、婚活の結婚を勝ち取るための方法とかそういうのに吸い寄せられるようにタップ&スクロールして読んでいるアラサー女です。

で、スマホを握りながら一言出た言葉がタイトル。

本気で何様なんだと自分を殴りたい。

んなこと言ってるとあっという間に、
という言葉を飲み込んで恥を忍んで書いてみる。

多分こんなこと言うのは色々疲れてるせいなんだと思う。

恋愛とかする気力がなくて、家庭を築く体力も自信もなくて、今の現状で良いやぁなんて生ぬるい考えでいるからだと思う。

一人で生きていくには困らない基盤は出来ている。(病気して収入を得ることができなくなるかもしれないが)

したいことはできる、些細な幸せ(ケーキ買ったり、お花買ったり、漫画買ったり、映画楽しんだり、何かに熱中したり)も自分で作ることはできる。

不況で将来がちょっと不安な日本の世の中で、一応生きていけるレベルのアラサー女がほざいているだけだ。 

自分で言いながら、あっ、これフラグたったなぁと思った。

二兎追うものは一兎も得ずという言葉が頭の中で響いている。

結婚という共同生活が羨ましいという思いもある反面、一人っていいなぁ楽だなぁという思いもある。

そんな気持ちがぐちゃぐちゃに混じって溶かして吐き出したのがタイトルの言葉だ。

結婚したいけど、したくない。
結婚したくないけど、したい。

いい加減にせえ!と祖母に叱られそうだ。
 
羨ましいのよ。愛されて、幸せにしたいって思われて、一緒に暮らしているのって。

羨ましい。そんなこと思ってくれる人いるんだろうか。

でも、一人最高。自由。フリーダム。背中に羽が生えたみたい。あれだって、これだって、何だって制限ない。最高じゃん。

…どっちが良い、どっちが正解なんてないだろうし、幸福かどうかも人それぞれだ。分かってる、分かってるんだけど。どっちにも振り切れない自分がいる。

この不安定な気持ちをアラサー女特有の三十路手前になると発症する心の第二次性徴とでも言おうか。

…我ながら呆れている。この歳にもなって、まだこんなこと言ってるのか、と。

欲しいもの、得たいものが双方真逆すぎるんだろうね。

まるでダイエットみたいな現状維持で人生終わりそうで怖くなった。

大人になり切れないアラサー女、中身はまだまだ未熟で、必死に「世の中を理解した大人」の殻を作ってる毎日。

帰り道、週末の繁華街は賑やかでおセンチな自分とは壁が一つある感じがして、世間から置いてかれたような気持ちになっている。

生きる、って何なんだろうね。

タイムスリップして、自分の未来を見てみたい。私は将来どうなっているのか。気になる。
(どうなっているのかなんてこれからの自分の行動の結果なんだから、どうもクソもないのだけど) 

他人みたいな言い方だけど、未来の自分はどう生きているのか。

ドラえもんに遭遇しないかな、なんて思ったいつもと変わらない金曜日でした。

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