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関係構築が億劫になってしまったアラサー女

こんなことを思うのは決まって金曜日の夜だ。

一週間分の疲労が蓄積された脳みそはパンク寸前で、携帯に入るメッセージに気の利いた返事も出来ず、望んでいない既読無視みたいな形になってしまう。

昔は誰かと会うのも、やり取りするのも、苦じゃないしドキドキワクワクして楽しかった。

幼かったのだろう、今ほど他人に対してあれこれ考えて先読みして動くような人間ではなかった。直感で喜怒哀楽を表現していた。

でも、今は相手の反応や自分の体裁を考えて動くことが多くこれが歳を重ねるということなのか、と無理やり歳のせいにしようとしている自分がいる。

他人との人間関係を作るのが億劫になった。

これ、地味に痛い。外面が良ければ良いほど、辛い。

外面の自分と、億劫に感じて倒れている自分が乖離しすぎて引き裂かれそうになっている。

外面が良いからコミュニケーションを取ろうとするも、そこに気乗りしない自分がいて苦しい。

疲れすぎて朝焼けを見て森林浴したくなったから今朝は早朝に丘の上にある公園を歩いた。

歩きながら今の自分について考えたら恐ろしくなった。

(え、私やばくない?関係構築が億劫になってきたとか、このまま行くと私どうなるんか?ますます殻にこもる?えっ、趣味も友達もない空っぽ孤独のアラサー女爆誕?
えっ、ヤバいヤバいヤバい…)

綺麗な朝焼けなんてそっちのけである。
朝焼けを見に来たんじゃないんかい。

一人旅にでも出てリフレッシュしようと週初めは意気込んでいたのに週末には満身創痍になって屍のようにメイクもコンタクトも取らず倒れ込んで寝ていた。

こんな自分に危機感だけは覚えた。しかし行動はできていない。

せいぜいnoteに書き込むだけだ。

70歳過ぎて人生の酸いも甘いも知り尽くしたご老人方が人間関係億劫だなあ、とか感じるならまだ分かる。

アラサー女、この歳でこんな状態じゃヤバいんじゃ〜〜と焦っている。

焦っているだけで、動かないのがこれまた厄介なんだなあ…。

自分の好きな場所が誰もいない公園だったり、誰もいない早朝、深夜時間の観光地だったり、閑散とした静かな場所だったりするのも要因なのかもしれない。

人が嫌いなわけでもないけど、避けて生きているとこんなことになるのか、と私は途方に暮れている…。

ああ、独りバンザイ(泣)

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