何者にもなれないけど味方でいたい
僕は
いつも君を励まそうとして
いらないことをだらだらと喋ってしまう
いつも君のためといいながら
自分のために話してしまう
だからいっそのことこの口を君の手で塞いでくれないかな
いまはきっと分岐点
君次第の未来が待っていて
どっちの道も不正解でどっちの道も正解で
悩んで悩んで想像を膨らませ
大切に大切に考えるとき
だからといって僕にはなにもできなくて
僕は何者にもなれなくて
僕の言葉はいつも絵空事
でもずっと君の味方でいたいとおもう
僕には見えるんだ
どこにいたって君らしく生きられること
僕はね君といると なんだかね
たのしいだけじゃつまらなくて
たまにみせる寂しそうに遠くを見る目が好きで
思いつきで目を輝かせはじめる瞬間が愛おしくて
だけじゃないこの空間にずっと浸かっていたいとおもうんだ
おかしな話
君が隣にいなくてもずっとそこに浸かって浸って生ぬるくなってしまっても
僕自身はあたたかになれる
僕はまたくだらない話をする
とぎれないようにとぎれないように
永遠と続くはずもないけど
僕の口を塞いで君が話し出すまで
たまらなくなって笑い出すまで
息も忘れるくらい泣き出すまで
永遠としゃべりつづけるだろう
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