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【絵本】おいしそうな音が魅力的。読み聞かせにもおすすめ「おとがあふれてオムライス」

今年度、園での読み聞かせボランティアに参加しています。

今回、年中組に選んだ絵本は
「おとがあふれてオムライス」夏目義一


おいしそうな表紙で手に取り、食べ物の話なら子供たちも興味あるかな?と図書館で選んでみました。

お父さんと女の子がオムライスを作るお話。
材料を切ったり、炒めたりする音と共に一緒に作る工程をあらわしています。
話はシンプルで4,5歳さんには少し幼い内容かなとちょっと心配しましたが、子供達の反応は私を安心させてくれました。

読み聞かせの時間。
「おうちの人とおりょうりするかな?」と子供たちへの問いかけからスタートしてみました。

にんじんや卵など、身近な材料を使い、好きな子が多いオムライスというテーマも、子供達への問いかけもしやすく、話も広がります。
絵から「ピーマン好きだよ!」と話してくれる子がいたり、
「お泊りでオムライス食べたよ!」とかわいい思い出を教えてくれる子がいたり。

絵本では、オムライスができるまでの、野菜を切ったり、フライパンで炒めたりする音が細かく表現されています。
細かくて逆に何て読んでいいか悩む箇所もありますが、(ピーマンを細かく切る音「たんつぁつぉ」など)
楽しい効果音に、「楽しい」と喜んでくれる子もいてこちらも嬉しくなります。

逆に騒がしくなっても、小さな音のところを小さい声で読むと子供たちも耳を傾け集中してくれます。

読み終わると「食べたくなっちゃったー」という反応もとてもかわいい。
読み聞かせにおすすめの1冊です。


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