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【生活#2】ドイツには年に二回、楽しいお祭りがある【文+四コマ】

ちょうど今は5月なので、お祭りの話です。
タイトルに使っている写真も、私がドイツで暮らしていた当時のお祭りの写真です。たまたま撮っていたこの写真を、今回このような形で使用できてうれしいです。

日本にもお祭りがあるように、ドイツにも地域ごとにお祭りがあります。
Jahrmarkt(ヤーレマルクト)と一般的には呼ぶそうです。またはVolksfest(フォルクスフェスト)。
このお祭りの起源は中世だそうです(Wikipedia調べ)。

南ドイツのバイエルン州ではこのお祭りをDult(ドゥルト)と呼びます。地域によってさまざまな呼ばれ方があるらしい。ご存じの方は教えてください。
で、私のいた街では年に二回、5月と9月頃、それぞれ二週間ほど開催されます。

そこには、どうやって運んできたのか遊園地の乗り物や屋台、ビアガーデンなどが立ち並び、たくさんの人たちで賑わいます。
規模は違えど、その様子はドイツ一の大きさを誇るミュンヘンのオクトバーフェストとなんら変わりありません。

そしてお祭りの楽しみと言えば食べもの。
そんななか、私が一番うれしかったのは焼き魚でした。

港からずっと遠い、内陸のバイエルン州。
スーパーで手に入る魚といえば冷凍、燻製、缶詰。
一尾まるごとの、その姿を見たのはいつの日か。

その魚が、お祭りでは一尾ずつ串刺しにされ、所狭しと焼かれているではありませんか!
魚に飢えていた私と夫は迷うことなく購入。
一尾まるごと食べられて幸せです。
値段は結構しますが、お祭りだから良し。

ちなみに、ドイツのお祭りでよく売っているハート形のアレは食べられます。女の子たちが首から下げているアレです。バイエルン語でimogdi(I love you)などと書かれています。
アレは、レープクーヘンというスパイスの効いたソフトクッキーのようなものです。
クリスマスっぽい味がします。
と同時に、みそパンのような味もします。
レープクーヘンというお菓子は好きなのですが、ハート形のアレはちょっと味が落ちるかなと感じました。
私は大きいものを買ってしまって、もったいないからと意地で全部食べましたが、これを食べる人は多くないようです。

おまつり


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