頭のいい人に「論破されない」伝え方③
頭のいい人に「論破されない」伝え方3つ目は、
「相手の話を具体的に承認する」です。
これまでは、ロジック的な話が
多かったのですが、
今回は感情的な部分です。
人は正論だけでは動きません。
いつだって意思の根本には
感情があるのです。
そのため、正しければいいじゃん
っていうやり方はダメです。
ではどうしたらいいのかというと、
相手の意見の
良いところを承認しながら
自分の意見を伝えるのです。
もちろん、自分の意見の伝え方は、
これまでにお伝えした
『頭のいい人に「論破されない」伝え方』
の2つを使ってください。
大切なことは、
相手を嫌な気持ちにさせることなく
自分の考えしっかりと伝えることです。
すごく簡単な例で、
夏休みにみんなで遊びに行く場所を決める
という場面があったとしましょう。
海に行くか山に行くか
意見が割れています。
ある人が「自分は絶対海がいい!」
と言いました。
でも自分は心の中で
山がいいと思っています。
その時に、
「 ○○という理由で
僕は海よりは山がいいな。」
と言ってはダメです。
これでは、
海がいいと言っている人の心を
傷つけるだけでなく、
否定された人は、
意地になって海にしょうとしてきます。
では、こう伝えてみてはどうでしょう。
「 海いいよね!
虫もいないしビーチバレーしたり
海の家で過ごしたりできて楽しそう!
でも自分としては○○という理由で
今回は山の方がいいんじゃないか
って思ったけどどうかな? 」
海もいいよねと、
具体的に承認しているので
**相手を否定するニュアンスが
薄まっています**。
承認するときのポイントは、
「いいね!」だけでは終わらずに
何が良いのかを具体的に言うことです。
具体的に言わないと、
どうしても嘘っぽく聞こえてしまいます。
この人は自分のことを
コントロールしようとして
うわべで「いいね!」
と言っているだけだと思われます。
そのため、
承認するときは具体的性が必要です。
相手の発言を具体的に承認することを
忘れないようにしましょう。
このように、これまで
頭のいい人に「論破されない」伝え方について
3つのテクニック
をお話ししてきました。
お気づきの方も
もしかしたらいるかもしれませんが
実はこれ、
他人を論破しないテクニック
でもあるんです。
何でもかんでも
論破してこようとする人って
嫌じゃないですか?
またしゃべろうと思いますか?
僕は思いません。
だから、皆さんにも
「 論破しようとしてくる人 」
になってほしくないんです。
自分を守るためにも
周りの人たちを守るためにも
明日から実践してみてください!
いかがでしょうか。
皆さんの明日が少しでもよくなりますように。
それでは。
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