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Superorganismとは?

ヘイ。Sup。超有機的組織体について知ったぜ。え?それって何? そうだよな。アンテナをビンビンに張っているはずのおれも、2018年8月2日まで彼らのことを知らなかった。だからあんたが知らなくても、それは仕方がない。

あんたはまだ超有機的組織体を知らない。そしてこれから彼らを知れる。そうなるとあんたは、彼らの音楽をドライブでさり気なくかけて、「え?この音楽なに?」なんてリアクションを周囲からもらえる。そんなヤヴァイ音楽を今日は紹介する。ある層はぶっとぶぜ。ある層はだけどな。

とりあえずだな。もう音楽を流しちまおう。こいつをポチってくれ。



あんたがDirty Projectorsを好きなレイヤーに属しているなら、もうさすがに感じてるだろ。ああ、来たな。来ちゃったな。おいおい。来ちゃったよなって(語彙力)。

この脱力した感じ。グラサン。Tシャツ。猫の頭。everybodyと海老をダブルミーニング的にするその空耳アワー的悪ふざけ。

そうなんだ。Superorganismのヴォーカルは、17歳のオロノ。中学生のときに、同調圧力国家日本からアメリカに抜け出した、先見の明があるクールな声の持ち主なんだ。

どうも彼女は小さいときから知性が発達していたようだ。思考停止している学校教育に陳腐さをみいだし、「これ意味ある?」と机でペンまわしをしながら思っていたんだろうな。そしてある日両親にこう言ったはずだ。「まじでないわ。あたしは脱出するぜ」と。

まあ実際のことは知らない。彼女の両親はメリーランド州に留学していたらしく、2人はOronoという街で出会ったそうだ。その街の名前をつけられたオロノは、自分の名前の由来であるところの、アメリカに飛び出す。「日本マジオワコンワロス」とは言っていないだろうが、まあ似たようなことは飛びたつ航空機のなかで額をガラス窓につけながら思ったはずだ(このへんは筆者の妄想)。

この時点で、もうオロノの持つ神秘性に多くのひとがやられちまっていると思う。たぶんだが、彼女は「なんかそうしたほうがよさそう」的な声を宇宙から受信すると、まあそうするタイプなんだろうな。大抵の人間はこう言う声を心の中で圧殺してしまうが、オロノは違う。まあそういうことなんだ。

そして。彼女が空港に降りたときには、すでに出口のゲートでメンバーが待っていたという(ここは完全な嘘)。そして空港でしたライブがこれだ。こいつをチェックしよう。



クールだ。Realy Cool。本当は彼らはインターネットで出会ったわけだが、この際その話は正式な媒体に譲る。ともかく彼らは出会ったのであり、オロノは歌い始めたのだ。

彼女はUKっぽさとか、JAPANぽさとか、何々っぽいというのが好きではない。ゆえに彼らはインターネット的だ。ネットの中で様々な国で生まれた有機体が、ふらふらっと集まって結合。「ああじゃない」「こうじゃない」と言いあって曲も有機体のようにできあがる。

ゆえにラップみたいに韓国語が入ったりもするし、本の朗読も入る。林檎を齧る音。水をぶくぶくさせる音。もちろんクラップ。口で出せるあらゆる音。そんな遊び心と洗練のあいだの隘路をオロノが先頭で突っ走ってゆく。

力は入っていない。悲観もしない。あるのは脱力と希望。彼らの音楽に国境はなく、彼らをしばるものはこの世界に存在しない。そうなんだ。それこそがsuperorganism。

最後にこいつを聴いとこう。


(*マママママママトゥトゥトゥトゥのところが最高。)


*註 筆者は適当なところがあるので、基本的に事実関係はこちらで確認してくださいね。

じゃ、またね。

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鼻歌をついつい歌ってしまいます

オラ、アミーゴ!
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音楽系ライター。会社員。音楽やアーティストについて書いたり、どうでもいいことを書いたりします。「#いまから推しのアーティスト語らせて」投稿コンテスト、準グランプリ。🎖️
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