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のまり
2022年7月1日 23:28
銅像とある町の、とある広場に、その銅像は立っていた。ある日の朝、その銅像の頭に一匹の小鳥が降りた。「ちゅんちゅん。あなたはなぜこんなところでじーっと立っているのですか?」その銅像は答えた。「やい。わしはこの地を開拓しこの町を作ったお偉いさんなんだぞ。そなたのような乱暴者がわしの頭の上に乗るな!」小鳥は、その銅像から飛び去っていった。またある雨の日。一匹のカエルが銅像の手の上にのった。