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Z世代からのダイバーシティandインクルージョン

マーケターや一流のビジネスマンにとって今 「Z世代」は外せないキーワードですよね。 

 高校生~24歳、生まれつきスマートフォン、SNSが当たり前、これから消費の主役になる世代。彼らの生活様式や価値観を知るのはマーケターとして当然ですが、私のような対人援助職、人事、教育に携わる方も知れば必ず役に立ちます。 ダイバーシティ&インクルージョンが当たり前? デジタルネイティブなZ世代はリアルタイムの自己表現が習慣化、インスタグラム、TikTokハッシュタグも使って、「これ、いい」と思えばすぐ人とつながれる世代。 私はアムラー世代なので、10代はガングロ、ルーズソックス、バズれば、みんな真似をして、それが時代に追い付いているという感覚でした。 今は情報過多の時代、視覚情報も多く似たり寄ったりなものはあっさり流され「オリジナリティ・個性」がなければ埋もれてしまいます。 

 そしてSNSでのいじめや攻撃は私たちが考えている以上に24時間問わず起きている。 それが、「当たり前」な環境だとすれば、それを良しと思う人は少ない。 極端な発言、ポジティブな発言もネガティブな発言が日常から飛び交うネットの世界。 例えば「しにたい」というハッとする言葉や超感情的な言葉、リアルでは考えられないくらい飛び交っている。そんな中で育てばこれだけ価値観の違う人がいるのかと思うのも当然になるし、みんな違うのはわかったからさ、お互いを認めようよという価値観が育つ。 「10代20代すごくしっかりした発言する。」現実的な考えが多いなと思うことが最近多くて。考察した結果、自分の中で腹落ちしました。

 企業ではダイバーシティ&インクルージョンという言葉の浸透はしたけれど、実際は分かる、出来るには大きな壁がある。「なんでわからないんだ」と、トップダウンの指示が本当に多い。障がい者雇用でなくたってそう。 ただ、Z世代の価値観を考察する&時代の価値観の変化の加速も見ているともしかしてボトムアップでダイバーシティ&インクルージョンの文化が一気に進むのかも? なんて思うし、社会のオンライン化が加速する一方、人生100年時代の超高齢化社会が待っている。

Z世代から学ぶ姿勢をもっていないと「時代に取り残されて孤立する人」も増えてくるな、と。 Z世代の価値観について書きましたが、実は、Z世代の次の世代もう生まれています。 「α」世代と言うのですって。私もついていくのがやっとです。 人って脳科学からいうと、変化を嫌うのですよ。価値観の変遷が恐ろしい速さはめーっちゃストレス。 でも、変化を続けることが、若さを保つ秘訣でもありますからね! 世代の架け橋となるようなことをやりたいと思っていますし、コミュニケーションのイロハをこれから伝えられたらと思っています。 ま、私もまだまだなので、一緒に学びあえたら、という姿勢です笑。

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