いなたろう

なんか不思議と移動が多い暮らしをしてきました。生まれは東京、育ちは兵庫と東京。ウランバ…

いなたろう

なんか不思議と移動が多い暮らしをしてきました。生まれは東京、育ちは兵庫と東京。ウランバートル、クアラルンプール、コロンボに住んでました。今はイギリスのケンブリッジという町で隠居主夫しています。ベースは東京三鷹です。そのうち日本に帰ると思います。遊牧民なのかもしれません。

マガジン

  • 自画像のジグソーパズル

    自己紹介の文章を書こうと思うのですが、経歴を説明するだけでは自画像にならないと思い、考えの断片をジズソーパズルをするようにつなぎ合わせていこうと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

休暇をとるために仕事する

 夏休みの宿題のようですが、忘れないうちにスペインのアンダルシア旅行の感想をまとめてみます。  28年前にスペイン旅行をしたことが忘れられずアンダルシアを2週間弱かけて回りました。カミさんの休暇に便乗しているのですが、私も家事から解放された休暇でした。  スペイン旅行をしたのは28年前と26年前の2回になります。その時は 私がモンゴルで働いていた頃のことで、比較的休暇が取りやすく3週間くらいかけてスペインを回りました。  その時の解放感が忘れられずにいました。今回再度ス

    • USBメモリーに埋もれていたプール

       探し物があって古いUSBメモリーを見ていたらプールが見つかりました。目的のファイルではないんですが。  マレーシアに住んでいたときのアパートのプールです。  モアッとする暑さが思い出されます。  ひと泳ぎしたあと、プールサイドにごろりとして本を読んだり、蚊に刺されたりしました。結構暇だったのですね。  「小人閑居して不善をなす」の対になるのは「君子は必ずその独りを慎しむなり」となるようです。  あるいは、「大人閑居して、書をなす」というのもあるようです。  では

      • 間違えて覚えていた

         自分の日本語に自信がなくなることがあります。言葉を間違って覚えていて、気が付かずに長い間使ってきたことに気付く時です。  私がまず気づいたのは、花の名前、クレマチス。  最近まで、「クレチマス」だと思っていました。  あと長い間、喧しい「かまびすしい」を「かびすましい」と思っていました。  「喧しい」の場合は3音節間違えていて重症です。  このような言い間違えを「音位転換」というそうです。  とすると、「クレマチス」をそのうち「クレチマス」、「かまびすしい」を「

        • +3

          バラに誘われる街角

        • 固定された記事

        休暇をとるために仕事する

        マガジン

        • 自画像のジグソーパズル
          22本

        記事

          二人でお茶ならカルダモン

           うちのカミさんは家で仕事をする時があります。  会社には週3回はいかなくてはならないそうですが、ミーティング・ルームを取るのが面倒で、大部屋の席だと隣の人の声が気になったり、周りが静かだと自分の声が気になったりするので、家にいて会議をする方が落ち着いてできるそうです。    会議が終わるとホッとしてお茶を飲むのが日課です。  そこで、主夫はカルダモンを取り出します。  鍋に水を入れておいて、そこにティーバッグとつぶしたカルダモンを入れて沸かします。沸騰してお茶の香りが

          二人でお茶ならカルダモン

          通訳のコツ

           何か私の経験や知識で世の人のためになるものはないのかと思うことがあります。  そこで、かなりじっくり考えた末、出てきたものは「通訳のコツ」でした。  私は、モンゴル語を勉強して通訳ができることを売りにしてきました。日本語モンゴル語の通訳です。  ですから、英語とか、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語などの通訳をする上での語法とか単語的なヒントは提供できないのですが、通訳するという作業には、なにか共通のものがあるのではないかと思うのです。  その中で私のとってお

          地元の花、よそものの花

           紫色したアヤメを見つけました。  いつも散歩する疎水沿いに、四畳半くらいの面積を菜園として使っている土地があり、そこで見つけました。そんな区画が結構いっぱいあります。家庭菜園という感じで、花を植えてる人もいれば、ニンジンとかジャガイモを植えている人もいます。  そういえば、紫色したアヤメは花壇に咲くのを見たことはありますが、川べりに咲くのはみな黄色のアヤメ、黄菖蒲です。  菖蒲とアヤメのややこしい関係について、以前少し悩んだ末、追及をあきらめました。    紫色した

          地元の花、よそものの花

          水は流れて倒木更新

           ケンブリッジでHobson's conduit と呼ばれる疎水のほとりを毎日散歩しています。  見慣れた風景ですが、noteで山林さんの記事に倒木更新ということの説明があり、なんかかっこいいなぁと思ってたところ、この水路端にある木もそれじゃないのかなと思って写真を撮った次第です。  別のところにはこんなのも。     倒木更新って、なんかopportunistのような気もしますが、生き残るということはopportunistである必要があるのでしょう。死んだ木が生き返

          水は流れて倒木更新

          +6

          早く夏にならないかなぁ

          早く夏にならないかなぁ

          +5

          紅茶とコーヒーのとりとめのない話

           「紅茶にしますか、コーヒーですか」とレストランで食事の後によく訊かれます。  私はその場の気分で決めるのですが、最近、夕方以降は紅茶とかコーヒーを飲むと眠れなくなるような気がして、いらないというかハーブティーをもらうようにしています。  高校や大学の頃は行きつけの喫茶店に行ってコーヒーを飲むのが「おとな」でしたから、どこそこの店のコーヒーがうまいとか、ブラジルとかキリマンジャロとかグアテマラとか豆の種類を選んで味を比べて通ぶりました。  さらに、自分で豆を買って、スポ

          紅茶とコーヒーのとりとめのない話

          窓掃除を眺めている暇な隣人

           隣りのアパートの窓の掃除をしているのだと思います。どうやってあの高いところの窓を洗ってるのかな。  長い竿の先に窓ふきのブラシが付いているようです。    水が出ているけどどうしてるのかな。竿は重くないのかな。  この会社のホームページに乗っていた窓ふき作業の様子。  なにか、スパイ大作戦のようなビデオのつくり。でも、なかなか優れものです。ゴンドラに乗ってやるより簡単そうです。ゴンドラがつるせないところではなかなかいい方法です。  私、窓ふきが大好きです。窓がきれ

          窓掃除を眺めている暇な隣人

          +5

          緑尽くしの散歩道

          緑尽くしの散歩道

          +4

          原っぱを電車が走り、勤め人が自転車をこぐ

           電車が走るのを見ると不思議とわくわくします。静かな原っぱですが、電車の音で活気が出るようです。  自転車に乗っている人も電車が通ると速度を上げるのではないでしょうか。仕事に行く人を後押しするような電車の音です。  私はテレワークの経験がないのですが、職場に電車に乗っていくというプロセスがないと仕事に入れないような気がします。  「敷居を跨げば七人の敵あり」という言葉があります。私はあまり出来の良い勤め人でなかったので、背広をきてアイロンのかかったシャツをきて身だしなみ

          原っぱを電車が走り、勤め人が自転車をこぐ

          +5

          街歩き知らない花、知ってる花

          街歩き知らない花、知ってる花

          +4

          窓から外を見ると曇り、それなら読書

           ケンブリッジはイギリスの中でも3番目に晴れの日が多いとどこかに書いてあったとカミさんが言ってましたが、晴れの日は多くないです。曇りの多いイギリスでの比較の問題です。  今日は、朝から晴れ間が出る気配がありません。晴れた日は散歩、曇りなら読書。晴歩曇読なり。今日は家にこもって本を読むのがよろしい感じです。  ケンブリッジには本を持ってきませんでした。英語の本を読むからいいやと思ったわけではなく、三鷹図書館の電子書籍サービスが使えると思い本を持ってきませんでした。  これ

          窓から外を見ると曇り、それなら読書

          いずれアヤメかカキツバタ

           グーグルフォトで検索したらYellow flag irisとでました。日本語に直すと黄菖蒲だそうです。  しょうぶといえば5月にお風呂に入れる葉っぱです。三鷹に住んでいた頃そばのお風呂屋さんで、5月になるとしょうぶを湯船に浮かべてました。いい香りがします。    でもこのirisはアヤメの花の形をしています。アヤメを漢字で書くと菖蒲だそうです。日本で青い花をつけるアヤメですが、これは黄色です。  さらにネットを検索してみました。irisはアヤメ科のようです。日本では帰化

          いずれアヤメかカキツバタ