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いずれアヤメかカキツバタ

 グーグルフォトで検索したらYellow flag irisとでました。日本語に直すと黄菖蒲だそうです。

 しょうぶといえば5月にお風呂に入れる葉っぱです。三鷹に住んでいた頃そばのお風呂屋さんで、5月になるとしょうぶを湯船に浮かべてました。いい香りがします。
 
 でもこのirisはアヤメの花の形をしています。アヤメを漢字で書くと菖蒲だそうです。日本で青い花をつけるアヤメですが、これは黄色です。

 さらにネットを検索してみました。irisはアヤメ科のようです。日本では帰化植物として拡大するのを防ぐべき植物だそうです。日本のアヤメ、花菖蒲は青紫で黄色の花はないようです。

 ちなみにアヤメと同じような花を咲かせるカキツバタはアヤメ科だそうです。一方、お風呂に入れるショウブはアヤメ科ではなくショウブ科だそうです。さらには、お風呂ショウブは以前はサトイモ科とされてきたのが、最近ショウブ科とされたそうです。

本種は旧来の分類体系では「サトイモ科」とされてきましたが、近年のDNAを用いた研究の結果、サトイモ科の他の植物とはかなり異なることが分かり、新しい分類体系(APG分類体系)では「ショウブ科」として独立した科とされています。

https://www.shigei.or.jp/herbgarden/album/syoubu/album_syoubu.html

 混乱の極み 

 でもなぜ植物に名前を付けなければならないのでしょうか。名前を付けると頭の中にきちんと納まるのでしょう。

 いろいろな植物が世の中にあるので、名前を付けていくうちに分類したほうが頭におさまりがいいと気づいた人がいたのでしょうね。

 植物に名前を付けて分類する学問があります。

 形を見て分類したり、遺伝系統で分類したいと分類することの難しさがよく出た本だと思います。分類するは我にありということなのだと思います。

 でも私がなぜこの花の写真を撮ったのかというと、散歩道の小川のへりに咲いている花を見て、「あっ水の中にきれいな花が咲いてる、いいな」と思っただけなのでした。

 アヤメもカキツバタもきれいな花です。

 私には科学する心が乏しい。

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