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水は流れて倒木更新

 ケンブリッジでHobson's conduit と呼ばれる疎水のほとりを毎日散歩しています。

水路自体は16世紀に作られたもの。この橋ができたのが1935年なんでしょう。

 見慣れた風景ですが、noteで山林さんの記事に倒木更新ということの説明があり、なんかかっこいいなぁと思ってたところ、この水路端にある木もそれじゃないのかなと思って写真を撮った次第です。

結構もじゃもじゃ


横から見るとしっかりと生えてる

 別のところにはこんなのも。 

若芽が出ています。

 

ダイナミックな資源の徹底利用

 倒木更新って、なんかopportunistのような気もしますが、生き残るということはopportunistである必要があるのでしょう。死んだ木が生き返る訳ではないけれど、新しい命の土台になっているのが力強く美しい。

 私が死んでも土葬にはしないので植物が育つことはないですね。

 私、職業人としては定年退職したので倒れたわけですが、仕事で後輩が成長する糧になるものを残せたかというと、思いつかないな。後輩から言われたこともないな。

 あとに残るのは三鷹の家かな。私もカミさんも死んだら持ち家を売ってもらって寄付をするのもありかな。人間の倒木更新は難しい。

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