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No Joke Story

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冗談みたいな冗談じゃない物語を綴ります。 See you next No Joke...
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#チェンナイ

秋平の掃除婦・アンジェリーの逞しさ

秋平の掃除婦・アンジェリーの逞しさ

 インドは超分業制で、工事業者が全く掃除をしないのは、掃除婦の仕事を奪わないためである。と言うお話は前回のこちらから。

ここでは、秋平の掃除婦・アンジェリーについて。 彼女は秋平の開店前からウチで働いてくれている、いわば“秋平の創立メンバー”である。前までは、秋平一号店の向かいにある小さいショッピングモールで、他の掃除婦に混じり、彼女らと何ら変わらぬ掃除婦人生を送っていた。

 彼女の人生が狂っ

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修理業者との終わらない闘い

修理業者との終わらない闘い

 幸せのハードルがガンガン上がって、インド在住日本人は、日本在住日本人よりも「幸せ!」と感じる回数が多くなることは、前章で述べた。

 しかしそれは、日本とは違い、様々な方面で制限された日々だからこそ為せる技。色々我慢してるんよ、みんな。本当にみなさんよく頑張ってると思う(何目線)。

 何が大変か、列挙したらキリが無いんだが、ここでは修理業者・工事業者について述べたい。インド在住者からの「そうそ

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『インドでの生活は、幸せのハードルを下げてくれる。』

『インドでの生活は、幸せのハードルを下げてくれる。』

 インド駐在員には、食材輸送サービスってのが福利厚生で付いてくるらしい(もちろん秋平にはそんな制度はない)。どんなサービスかと言うと、輸送量は会社持ちで、日本食を専用サイトから簡単にオーダーすることができると言うのだ。現在は関税で止められてしまうらしいが、当時はお酒も買えたらしい。日本食材が手に入りにくいインドという地では、大活躍必至のサービスと言える。

 単身で来ている人は◯kg、家族帯同だと

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インドでラジオやってみた。

インドでラジオやってみた。

 僕はインド・チェンナイで2年以上に渡り、Podcastでラジオ番組を毎週欠かさずにやっていた。僕がインドに残っていたモチベーションの中で最も高いものの一つで、DJ Kとハッシーの3人で、毎回楽しく収録していた。

 この2人はいわゆる普通の“駐在さん”。そんな彼らとの放送は全100回を上回り、チェンナイ在住者のみならず世界中にリスナーを持つほどに成長していた。さて、なぜこんなラジオ番組が始まった

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僕の人格形成を担った“ぞっこん町田”と言う存在

僕の人格形成を担った“ぞっこん町田”と言う存在

 僕の趣味といえば“よさこい”であることは周知の事実だと思う。1999年1月から地元町田市のチーム「ぞっこん町田’98」に家族5人で参加し、今まで20年間お世話になっている。どちらかと言うと“よさこいが好き”って言うよりは“ぞっこんのみんなで飲むのが好き”なので、「よさこいの良さを語れ!」と言われても困ってしまう。今日はそんなお話をするつもりもない。(もちろんよさこいはダイスキ)

 ぞっこんは、

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製麺機をハンドキャリー!?

製麺機をハンドキャリー!?

 秋平を日々営業していくと、様々な困難にぶち当たる。その一つが、サプライヤー問題である。日本では時間通りの配達は当たり前。ましてや“来ない”なんてことは絶対に起こらない。しかしインドでは起こるのだ。絶対に起こるのだ。

 秋平を始めた当初、僕らを特に困らせたのはチキン屋。英語がイマイチな奴らの口癖は「Sending!!」。直訳すると「送っている!」なので、意味を予測するに「もうチキン持って出発して

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チャンピオンの友達。佐々木 大蔵。

チャンピオンの友達。佐々木 大蔵。

 ここで、ちょっとチェンナイの話からは逸れる。しかし僕が、過酷なチェンナイ生活を続けるに当たって、とても大切なモチベーションになった出来事があるので紹介したい。

 高校時代の友人に"佐々木大蔵"という男がいる。普段は、笑顔が無邪気でどこか抜けていて周りから愛される、いわゆる「天然キャラ」っぽいやつだった。しかし、彼が突然「俺今度、K-1甲子園のベスト8をかけて試合するんだ。観にきてよ」なんてこと

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人生初の連載コラムは月刊Chalo in INDIA

人生初の連載コラムは月刊Chalo in INDIA

 色々な災難が秋平を襲った2016年の年の瀬。しかし、悪い話ばかりではない。もともと日本では作家業を嗜んでいたこともあり、インド在住者の中では知らない人はいない「月刊Chalo」という日本語フリーペーパーにて、コラムを書かせていただくことになった。その情報誌のチェンナイ担当の方と友達になり、編集長をご紹介いただいた、というイキサツ。

 秋平の宣伝を載せてもらう代わりにコラムを執筆する、という編集

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『一難去ってまた一難』高額紙幣とサイクロン②

『一難去ってまた一難』高額紙幣とサイクロン②

超大型のサイクロンがチェンナイの街を襲った話は前述の通り。

奇跡的に無傷だった秋平はというと次の日には営業を再開していた。しかし、この後待ち受ける出来事は、全く予想だにしていなかった。

それは、このサイクロンの約一ヶ月前に遡る。インド政府が突然、このような政令を出した。

「0時から500ルピー札と1000ルピー札を廃止します。」当時は全く意味がわからなかった。いつも水を持ってくる業者の男が急

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『一難去ってまた一難』高額紙幣とサイクロン①

『一難去ってまた一難』高額紙幣とサイクロン①

2015年12月、チェンナイを襲った100年に一度の大洪水で、奇跡(?)の生還を果たしたのは前述した通り。

そこからはしばらくは、特に自然災害に見舞われることはなかった。しかし、2016年12月12日。またしてもチェンナイが自然災害に襲われることとなる。大洪水の記憶もまだ新しい、ちょうど一年後に起こった出来事である。

超巨大サイクロンがチェンナイの街を直撃したのだ。とあるニュースサイトにはこう

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「大丈夫、すぐマヒる!」

「大丈夫、すぐマヒる!」

仕事人間だった僕だが、唯一心休まるひと時が友達と過ごす時間だった。その中でも特に大好きだった時間が、通称“ゆとり会”みんなとの時間。

ゆとり会ってなに?ってことに関してはこちらの記事から。

年齢が近いこともあるし、この年齢層(25歳以下)でインドにいる人って、なんだか色々な境遇や背景があって来ている人たちが多い。ような気がする。会社の命でインドに来たわけではない人、いわゆる“現地採用”の人たち

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「インド人よ、これがニッポンだ!」

「インド人よ、これがニッポンだ!」

秋平のあるVelacheryは、日本人客にとって非常に通いづらい場所にある、というのは前述の通り。

しかし、そんなことばかりも言ってられない。「日本人が無理ならインド人だろう!」「ってか元々インド人ターゲットにしないと成り立たないだろ!」ってことで、インド人の集客につながるであろう施策をいくつか試したことがある。

というのも、チェンナイ在住日本人は、日本人会への登録ベースでカウントすると約70

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秋平のお隣さん事情。

秋平のお隣さん事情。

拓が帰国し、店を回すのは基本的に僕だけになった。

毎日毎日、何かしらのトラブルが起こる、インドでのラーメン屋さん。今日はここに2つほど置いていく(書籍化の際には「インドでラーメン屋ブログ」を少しリライトして全て載せる予定)。

テーマは「お隣さん」お隣さんその1。
拓がいなくなったので、もう一人僕と同じような位置付け(マネジメント業務)でインド人を雇おうという事になった。インドには未だ根強くカー

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「再会を日常に」

「再会を日常に」

僕と拓の出会いは、2011年8月。
YMCAと言うNPO団体が行っている“ボランティアinタイ”と言うボランティアツアー、通称“ボラタイ”に参加した時。そのツアーは全部で10日間。参加者は全部で10人ほど。当時僕が21歳で一個下の拓が20歳。他の参加者は、僕ら世代が数名とあとは高校生など年下ばかり。大体が仲間と一緒に参加してきていた。

僕と拓は唯一の単独参加。さらに歳が近いと言うこともあり、必然

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