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【あなたの“ikigai”なんですか?】世界が注目する“IKIGAI(生きがい)”を福島から生み出します。

『生きがい x 福島』から見える、ヒトが生きていくこととは。 希望溢れるヒューマンドキュメンタリーを、国内外に向けて発信。

■プロローグ

みなさんは、『夢』の漢字について考えたことがあるだろうか?

嗚咽するぐらいに泣いていた。肩の力が溶けていくのがわかった。

『誰かが羨む成功ではなくて、喜びを信頼していいんです。』

それは、光となる言葉だった。

2027年4月。友人に誘われて向かった、ヒューマンドキュメンタリー「IKIGAI Channel from Fukushima」の上映会。"IKIGAI (生きがい)"がメインテーマであり、東日本大震災で地震・津波・原発事故が起きた福島を通して、未来や希望に向け前進する人たちを映し出した物語だ。

主人公は、震災後に音楽をはじめたある演奏家だった。途方にくれるような困難な道でも、突き進んでいく姿。もちろん時に辛いこともある。それでも、いつだってその眼差しには、明日を生きる活力と、揺るぎない希望があった。

『誰かが羨む成功ではなくて、喜びを信頼、か。』

主人公の言葉は、わたしが心に仕舞い込んでいた夢を思い出させてくれた。ずっと蓋をしていた感情から、涙が息をするように出てきた。

毎日の残業を耐えるために、感覚を塞いでいた。
家に帰って、味のしないご飯を口に運んだ。
“いい生活”を求めて必死で稼いだけど、いつしか成功が分からなくなった。

でも、あのドキュメンタリーが導いてくれたんだ。

わたしは、何に喜びを感じて、どんな人と、どんな場所で、どんな暮らしをする自分を想像しているのか。それを思い出したら、心が夢を叫んでいた。

例え、無駄だ無理だと笑われてもいい。
仕舞い込んでいた夢を、出発させよう。
わたしの心にいる、子供のわたしが飛び跳ねている、それだけを信じていこう。そう思える、唯一無二のドキュメンタリーだったんだ。

***

そして翌月、わたしはアフリカへの片道切符を買った。
子供の頃に描いていた、ジャーナリストになるための、第一歩として。

わたしの瞳は、星のように煌めいて、希望が宿っていた。

■導入

冒頭の『夢』の漢字について、わたし達の答えを返そうと思う。
眠っている時にみる、あの「夢」は実は後付けらしい。本来の「夢」は、“暗い、よく見えない”という意味らしい。その証拠に夕方の“夕”という漢字も含まれている。暗い、よく見えない中に何かを見いだそう、見つけようとするから夢なのだ。

わたしたちは、よく見えない暗闇の中でも、自分の心に素直に従う人々に出逢ってきた。2011年東日本大震災の影響をうけた、福島の人々のことだ。

福島の沿岸部は、地震・津波のみならず、放射能の影響により20キロ県内の住民は強制的に避難させられた。そして今もなお、封鎖され続けている地域もある。放射能は目に見てなくて、故郷に帰れるかどうかも分からない。当時避難した人たちは、そういう不安が続いていた。

それでも。

“未来は変えていける、自分で進めることができる。”

わたし達が出会った福島の人々の姿は、大きな困難があったとしても、時間をかけながらでもそれに向き合い、少しずつ未来に向かって前進していた。

そんな福島の人々の物語を丁寧に紡ぎ、「生きがい」を切り口にドキュメンタリーとして発信をしていくのが、"IKIGAI Channel from Fukushima"だ。

今の時代は簡単にネットで探せば答えが出てくるようだけど、そこにいる人たちは困難と向き合い続けたからこその、自分なりの生き方や答えがあり、だからこそ、それぞれの色がある。

さらには、近年海外では”IKIGAI(生きがい)”という言葉が大きく取り上げているそうだ。この"IKIGAI"は日本で生まれた言葉だけど、国籍や背景関係なく、もはや日本人も含めて、多くの人々が模索しているのではないだろうか。

たった一度しかない人生において、自分の気持ちに素直に決断する勇気。悲しみは優しさへ、苦しみは強さに変わり、人を包み込むその温かさ。そんなことを映し出しながら、ではわたしは自分の人生をどう生きようか。
他者や世の中に、わたしは何を残していけるのだろうか、ということを見つめ直してほしい。そんなヒューマンドキュメンタリーを紡ぎ出していこうと思う。

たとえ絶望や孤独で硬直してしまっても、たった一筋の光で溶け出すこともできる。雪解け水のようにゆっくりと、でも美しい輝きを持ちながら。
そんな誰かの心に響く、光を届けることができますように。

より詳しい事業内容は、以下をご覧ください。


■会社概要・ミッション

Mission:自分たちが信じる「価値」の実現に向けて、リスクを取って果敢に挑み、やり切る。
Vision:自分たちの手で「運命」を切り拓いていく「意志」を持ったヒトで溢れる社会にする。

わたし達は、この世界に物語を紡ぎ出していく、クリエイター集団です。
そこにある物語をありのままで汲み取り、大切なもの・価値を見つけだし、ストーリーを世の中に紡ぎ出していくことを目指しています。その先には、誰かの心が動かされるような、行動に繋がるようなものであってほしい。そうして、わたし達のVisionが達成されていくのだと思っています。

過去には岐阜県白川郷の取組に力を入れ、特にイベントの大混雑の課題を解決したことで、2019年に地方創生大賞を受賞しました。
わたし達が創業から大切にしていることはは、あるものを活かしてどんな価値を作るかということ。そして地域住民やパートナー(個人/企業)と、共に考え、進めていくこと。
そのためには、まずはミッションにあるように、わたし達が勇気をとリスクを取ってやってみる。

自分たちの手で「運命」を切り拓いていく「意志」を持ったヒトで溢れる社会をあなたと共に実現していきます。

本記事は、PR Times・April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
こちらの記事を転載しております。

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