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遠い人

例えば

出会った人が

まだ始めたばかりの仕事だったり

まだ勉強し始めたばかりの事だったり。

とにかくその人の最初を知っていて

影から…表から(笑)

応援して

それが段々、カタチになり

どんどん成功したり

ぐんぐん成長したりして

思いもよらない所まで

進んでしまったら

私は

とても嬉しい反面

涙が出てきてしまいます


それは推しの芸能人が

〜賞をもらって認められて嬉しい

…という一般的な思いとは少し違うもの


それは…

近くで応援できて

ゆっくりと時間をかけて会う

そういうゆるやかな空気を

もうもらえないんだろうな

入り込む隙間、もうないんだろうな

などという一抹の寂しさと


頑張っていたもんね

悩みながらここまで来たんだもんね

おめでとう

という嘘のない嬉しさが


混在して

自分の立ち位置が

分からなくなってしまうから


ここまで応援してきたんだぞ

感謝してよ😏

なんて冗談でも言えたのなら

もう少し心は気楽でしょうに

ただ旗を振って見ていた私に

そんな事を

かわいらしく言う自信もなくて


たまたま最初に座った椅子が

私だっただけだから

そういう卑屈さだけが

むくむく湧いてしまいます


そんな私が

1度だけわがままを言ってもいいのなら

その椅子に最初に座った

私へのごほうびだとして

あなたが

後ろから抱きしめて下さいな

そうすれば

それだけで

もやもやした感情は

これで良かったんだと

思い直せる理由となるでしょう



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