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それでも生き抜く令和4年

こんばんは、ノエルです。
少し発病から今までの一年半をさらっとまとめさせていただきます。

2020年8月、体が動かない、頭痛、人と食事を取ると喉を通らなくなる等の症状で勤めていた会社を休職、数ヶ月後に離職することになります。


・会社をやめてすぐのアルバム制作の仕事

2020年10月には別件でアルバムの制作とレコーディングの依頼を受けます。
スタジオに一週間ほど缶詰になる仕事、、、



これで今の症状がどんなものかわかる
もしかしたら、会社員のルーティンが体に合わなかっただけかもしれないと、、、


しかし、甘い予感はことごとく外れます。


制作中、完成が近づくに連れて、全く食事が喉を通らなくなります。


曲を弾くのは体力を使う行為ですが、
そんなことを気にしたことはありません。
体が重い、、、
一曲、一曲のテイクごとに途方もなく疲れる、、、

作業が終わって近くの焼肉に向かうも、
腹ペコなのに、一切喉から下に肉が流れていかない、、、
結局、一口も食べれずに店の外で待つことに。


1日が終わり眠っても
疲れが全く取れない。。


えいやー!と動いていた体が3日目あたりから動かなくなっていき、
毎日、仲間に送り迎えを頼むことに。。。



自分の体はどうなってしまったのか、、、
2020年10月の仕事は終わります。

・2021年2月からの仕事に向けて



また仕事が始まるまでにしっかり回復しないと、、、

治療はSSRI,SNRI,NaSSA等さまざな抗うつ薬も1ヶ月おきに薬を変えて行きますが、
結局、飲んでも体に変化を感じないミルタザピンとドグマチールくらいになりました。

結局はひとりでどうにかするしかない。

一人でペンションを借り気を落ち着けようとしますが、
今から思うと、先の予定をこなすための休みは、
休みにはならないのです。。。


結局、症状は良くならず不安を残しながらも、二月の仕事へ向かうのでした。


・症状と戦いながら仕事の日々

1ヶ月二度ほどの地方の演奏と
3、4回の都内での演奏の日々、、、
概ね、そんな仕事内容でした。

できるだけ、負担を少なくするために、
新幹線のチケットがもらえる場所は全て自腹で前日から行き、
ホテルで一泊した後に会場に入ることに。

本番前にはアルプラゾラムやデパスを数錠飲み、
少し呆然としている中でもやってくる吐き気だけを気にして、
大きな事故がないよう努めました。

初めは大きな出来事だけで起こると思っていた吐き気も
段々と出歩くだけで、人からメールを受け取るだけでと
範囲が狭まって行きました。

緊張してるとか、気が沈んでいる感覚は全くないのに
吐き気だけがはっきりと襲ってくる、、
チグハグな心と体に困惑していました。


暴露療法、エクスポージャ療法というものがありますが、
僕は毎日その繰り返しでした。

よく健常者の方に相談すると、
引きこもっててもしょうがない、
ここで逃げたらずっと逃げることになるとか
そういう言葉に僕は全力で答えましたが、

そこは大人しく一旦休むことも大事だった気がします。


2021年年末、家族との決別


去年の年末、祖母が亡くなり、
親族が揃った場で今度は財産目当てだと家族から総攻撃を受けました

母は躁鬱病を患っており、とにかく自分のためなら無意識に嘘をついてしまう、、、


躁鬱ならではなのか?
ひどい叱責を母から受けます。
落ち着けと何度話しても、とにかく僕が悪いとまくし立てる。。。
僕たち兄弟のことをできが悪いと言い放った時、僕はブチ切れてしまい、、、
母親をぶってしまいます。
警察沙汰になりました。
それ見たことかと叔父から家族を追放されたのでした。

殴ることは最低なこと、、
ただ僕は人なんて殴ったことはありません。

家族には暴力的な性格だとレッテルを貼られていますが、
あまりにも言ってることがめちゃくちゃ過ぎるのです。
それでもいけないこととは思います。



2022年1月14日 
100錠以上の薬を服用し、浴槽に水を張り眠りにつきます。


その後、生き残り薬をやめると
手に痺れがあり、強烈な頭痛や腹痛、下痢、吐き気で全く動けず、、、
翌月からの仕事を辞退することになります。


家族とは一切関わっていません。
連絡もありません。
仕事には穴を開けてしまって、
前までの体の感覚と違い、、
ステージや音楽自体の負荷にそもそも耐えれない感じもしていて、
これが元どおりになるかは全くわかりません。
今は様子を見ながら楽器も全て片付けて過ごしています。


それでも家族、仕事、人生
いろんなことを腑に落としていって、
元の形以上に自分の心が強くしなやかになれればと今は願っています。


今日はただ話したいから書いてしまいました^^;
読んでもらうのが申し訳ない身の上話、、、


精神疾患と戦う方達にエールを送ります。
時間が途方もなく、長く感じる方もいると思います。
徐々にいい方向にゆっくりと。
そう信じて、
この一年も頑張りましょう。

僕はギリギリ前を向こうと思います。
皆さんもご自愛ください。

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