医者になって少し学んだことー接待というもの④-最終章
駆け出しのころは、降圧剤、抗生剤の点滴等で、うちの会社の製品をどうぞよろしくお願いします!程度の依頼でしたが、臨床経験と共に、新薬の新規採用申請、医療機器の選定等、要求・売り込みが少しずつレベルアップしていきます。そうした要求の中では、例えば同様の機序で、すでに採用されている競合他社製品が存在している薬剤採用依頼なんてのは、特に困ります。是非、うちのものを!と言われましても、無駄な院内在庫を増やすのは、経営面において褒められた行為ではありませんし、自分自身、どうしても採用した