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病気とは何か、健康とは何か、人生とは何か 〜ナイチンゲール言葉集より〜

健康で幸せに生き、満足して死を迎えられる。

それが叶う人は世の中にどのくらいいるのでしょうか。

五体満足な体を与えられ、温かな人々に囲まれた私でさえ、
心のままに命を燃やすことへの抑圧を感じ、
精神の蝕みの中でもがいています。


世の中に変化の風が大きく吹き荒れる中、
その風に軽やかに乗っていく人々。

私は彼らを見送りながら、
この重い身体を横たえて、
幾日か思いふけっていました。

得手不得手があるだろう。
私は軽くは飛べないし、飛びたいと思わない。

私は臆病者だから、自分が良いと感じても、それは必ずしも人には当てはまらないと考える。
そもそも、自分の経験する範囲で自信を持ってこれが良いなどという、それは黒に近いグレーなのだ。だから、保健衛生に関するものについては広告規制が定められているのだろう。

私のこの思考を解くには、

(1)歴史を振り返り、”変わらないもの”を知ること

(2)経験則的な理解ではなく、仕組みとしての理解を求めること

ここに立ち返る必要があると思いました。

ずっと「何を?」が抜けていて分かりにくかったですね。
病気と健康について、です。


先日、こちらで前進することを宣誓しました。

前進する中で、いま私が考えていることに、下記があります。

人の人生を左右する病気と健康を語るには、
人生は何かという哲学的な問題についても指針を持つことが必要である。

愛想笑いと取り繕いで、表面をつるつると滑ってきた私にとって、それはとても重たい課題です。

それに、このことはおそらく人生をかけてやっていくものだろう、とも思います。

ただ、今の私にとってこの人生は何なのか、その答えを探る努力をすることは、善でしょう。


歴史の中で、偉人たちは病気の概念、健康の概念をどのように捉えたのか。
病気を抱える人々にどのように向き合ったのか。
その人生をどのような思いを持って全うしていったのか。

本を読み、思索しながら、答えを求めたいと思います。

まずは小さい頃に絵本で知って以来尊敬する、ナイチンゲールから。

ぽつりぽつりと、投稿していきます。


◆「ナイチンゲール言葉集 看護への遺産」

0.まえがき

1.病気とは何か・健康とは何か

2.看護とは何か

3.病人の看護について

4.健康の増進と疾病の予防について

5.看護婦について

6.看護婦の訓練・教育について

7.医師と看護婦の役割について

8.病院について

9.地域看護について

10.看護管理・マトロン・シスターについて

11.自然の法則・神の法則について

12.ナイチンゲールの夢・看護婦の夢



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