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写真展「某東京」を終えて思うこと

先日、自主開催では初となる写真展「某東京」が幕を閉じました。

足を運んでいただいた方々、本当にありがとうございました。
展示をやる以上は写真を見て楽しんでいただける方がいないことには始まりませんので、お客様の皆様が足を運んでくださったことで写真展が完成しました。

皆様には直接、もしくは各SNSで感謝を述べさせていただいたので、本記事では写真展を終えて今思っていることや、考えていることを文字にしていこうと思います。感傷に浸らないように気を付けますが、もし「浸っているなコイツ」と感じましたら、優しい目で読んでいただけると幸いです。

実は「某東京」プロジェクトが動き出したのは昨年の12月のこと。
長くなるのでやろうと思ったきっかけは割愛しますが、自分主導で今回のテーマで写真展をやろうと決めてから、YUKIさんとIPPEIさんへのお誘い、企画、会場選び、撮影、写真選定、印刷その他含め約1年がかりの写真展となりました。

YUKIさん

IPPEIさん

いざ終わってみると、思い出すのは展示当日よりも1年間の準備期間のことの方が多い気がします。
12箇所もの会場候補から会場を絞り込んだこと、展示以外にやりたかったことあれこれと現実のギャップ、展示タイトルが21個挙がったこと、気が付いたらどんどん見積もりとかけ離れていく予算など、逆に1年もあったからここまで良い写真展にしたいという理想が膨れていったのだとも思います。

初の自主開催ということで舞い上がっていたこともありますが、基本的には経験値の無さにより出来なかったことが意外と多くあります。
この出来なかったことや実現できなかったことが自分の中で引っ掛かっていて無意識に思い出してしまうのかもしれません。このへんはいつかどこかでリベンジをしたいとは思っています。

そこで写真展の中でも多くの方に聞かれた「また写真展を開催しますか?」という質問の回答含めてお話します。
展示中は展示者3人とも曖昧な回答をしてしまったと思いますが、次回の展示についてもちろん会話していますし、絶対にやらないということはないので、ご安心ください。
逆に言うと、現時点でこの内容でこの日程で必ずやるという断言もできないのが正直なところです。

「また写真展を開催しますか?」という問いには二つの意味があると思っていて、一つは「某東京」シリーズを継続して行うのか、二つ目はテーマは置いておいて写真展自体を開催するのかです。
前者の場合は既に企画候補が挙がっていたり、出せる写真の候補があるため遠くないうちに開催しようと思えばできますが、後者の場合はまた長くて深い迷路に入ることになります。
そうなったときにまた3人の歩幅を合わせることができるかという不安、今回とは全く別の世界観を作ることになりノウハウが効かないことによりリスクも発生します。

いずれにしても何かしらの手段で今後については明確に発信していきますが、現段階で明確な回答はできないというところでご理解いただけると幸いです。
もしやるときは全力で告知しますので、また足を運んでいただけると飛んで喜びます。

そういえば、多いのか少ないのかよくわからないですが、来場者数は3日間で150人でした。(休む間がなかったから多いと信じたい)
SNSやブログで写真を見ていただいている方、生まれも育ちも東京で面白そうだから来たという方、海外から来てくれた方、協力いただいた会社様の告知から知ってきてくれた方、通りがかりの方、本命の写真展じゃないけどついでに寄ってくれた方、理由は分からないけど来てくれた方、家族、友人、先輩、後輩などなど、本当に様々な方が写真を見に来てくださりました。

人数だけが成功失敗ではありませんが、どこかで誰も来ないんじゃ…と心配していたのでそこに関しては一安心です。

どこかで見たことあるけどどこの写真か、どういう意図があって撮られたのか、どの写真を誰が撮ったのか、展示者3人の個性による違い、印刷された写真による迫力や艶など「某東京」ならではの楽しみ方以外の楽しみ方もされている方もいて、私も非常に興味深く、大変勉強になりました。

ざっと写真展「某東京」について振り返ってみました。
会場に足を運んでいただいた方もそうでない方も写真展「某東京」について何か思うことや感想がもしあれば、本記事にコメントいただけると幸いです。次回への改善や励みにさせていただきます。

今回挙げた内容以外にも、個人的な課題が多く見つかったので、それに関しては今度別の記事で発信する予定です。
ニッチかつパーソナルな内容になりそうなので、興味ある方だけが読める形式になると思います。(100円の有料記事とか)

最後に、「写真集やポストカードはありますか?」と聞いてくださった方もいたので軽く宣伝をさせてください。
「某東京」としては写真集やポストカードのグッズは今回作成しませんでしたが、私個人の写真集や販売しています。
A4の大迫力で味わえる紙版、どこでも写真を見れるデジタル版の二種類を用意していて、一部「某東京」も展示していた写真も含まれています。

気になっていた方はこちらから購入いただけますと幸いです。


記事を読んでいただきありがとうございました。
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