転職するなら漢字職人

漢字に注目したことありますか？

ぼくは漢字を見ると、その字の成り立ちを調べてしまう癖があります。今この時代に新しい漢字をうみだす職業があれば、確実に履歴書を送っています。

この話は無限にできてしまうので、今日は一文字だけ紹介します。ぼくが小学生のときに漢字の面白さに目覚めた文字。

それは「雪」です。

これは結構みんな疑問に思っているんじゃないかな。「ヨ」って何？？
「雨」はまだ分かるよ、雨に似てるから。でも「ヨ」ってなんなん。

仮に、雪を初めてみたらなんて思うか想像してみよう。みんなも想像してみてください。最初に思いつくのって「白」とか「米」とかじゃない？？

それでも雪である意味があるんですよ。

実は「雪」って「彗」という字を簡略化した説があります。彗は（ほうき）と読みます。そう、あのほうきです。要は「ほうきではける雨」という意味なんだそうです。だから「ヨ」はほうきを表していたんですね。

直接雪を見て漢字を当てないところがおもしろい。第1回「ゆきの漢字決める会議」めっちゃ盛り上がったろうな、、。いいな、。

しかも雪にはアナザーストーリーがあります。

「雪」の読みには（ゆき）だけではなくて（すすぐ）という読みがあります。食器を水ですすぐ、みたいに使うすすぐです。これは、昔の人が雪が一面降り積もった世界をみて、白く清められたように感じたことから当てられた読みです。

面白すぎる。第2回「雪の読みを考える会議」はもう歴史に残る会議だったことでしょう。それこそ、雪をも溶かすほどの熱量だったに違いありません。

また漢字の話させてください。では。

＊雨の名前も大好きです。こちらもあわせてどうぞ。

＊漢字も図なのかも。これもどうぞ。

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