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面白い仕事と面白くない仕事

朝晩が涼しくなって、気持ちのいい季節ですね!

プロコーチのNobuです。
写真は、私が単身赴任で6年間住んだ、葛西の駅前です。
早く家族のもとに帰りたいと思っていたのに、いざ離れるとなるとちょっぴり寂しい気持ちもありますね。
いよいよ明日の朝、荷物を出します。

さて、普段は大企業で管理職をやっている私。転勤前の離任あいさつで、「面白い仕事と面白くない仕事」についてお話ししました。

仕事には、面白い仕事と面白くない仕事があるんじゃない。面白い仕事のやり方と、面白くない仕事のやり方があるんです。

この言葉は30代前半、大前研一さんの本を読んでいて衝撃を受けた言葉でした。それ以来、いつもその通りだと思いながら仕事をしています。

この考え方をするようになって、仕事に向かう姿勢がガラッと変わりました。

会社員ですから、ゴールを設定されるんですが、そこにどうやったら自分や仲間たちが楽しみながら辿り着けるかを考えるようになるんです。

そうすると、そもそもの目的や最終目標を考えるようになるんです。上位概念を意識するようになり、そこまでの道のりを自分で作り上げていく。自然にその道のりを仲間と共有し、(私は全社に指示する立場にあったので)会社内に共有していくのです。

つまり、言われた仕事をこなすんじゃなくて、大きな目標に向かって「自分たちで考えて」道のりを作っていく、主体性が生まれてくるんです。

こうなってくると「絶対達成してやる」って気持ちが芽生えてくるんですね。楽しくなってくると、どんどんアイディアも出てくる。大企業でも自由に仕事をやらせてもらっている感覚、いや自発的に面白い仕事をどんどんやっている感覚になるんですね。

普段、私の仕事のやり方や向かう姿勢に触れてきた部下たちはみんな感じていただろうけど、改めて離任時に話したことで、再認識できたメンバーは多かったようです。

全ては、メンバーたちの将来のために。この言葉を届け、自分なりの受け止め方と解釈で、さらに自分の言葉に直して、これからも成長し続けて欲しいものです。


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