【勝手に人生相談 No.344】母の施設へ兄がクレームの嵐 (和歌山県・50代女性)
▼ご相談内容▼
50代の主婦。
実母は要介護3で、5年前から施設に入居しています。
8歳上で無職の兄が施設にクレームをつけるため、母は施設を転々としており、現在は4か所目の施設です。
母の今後がとても心配です。
兄は昔から野蛮で常識知らずでした。
兄は母の施設に毎日、顔を出し、ヘルパーさんに「意見」を言うそうです。母への介護のやり方が悪いと言って、長時間、説教するとのこと。
「意見を言って教えてくれていると思って対応してきましたが、あまりの態度に職員が疲弊し、妹さんに相談した次第です」と、施設の代表から私のところに連絡がきました。
私は謝罪するのと同時に、「兄の性格はわかっています。公にしてもいいので、まずは職員さんを守ってください」と伝えました。
兄嫁は無関心で相談できません。
私にできることは何かありますか。
▼やまのぼ回答▼
なぜ？お母さまを、施設にあずけるのか？まったく理解できません。
毎日、施設へ顔を出せる余裕があるお兄様が、お母さまの面倒を看てあげれば、解決できることです。
施設を転々とすることもなく、施設にクレームをつけることもありません！お兄様の思い通りの介護が、お母さまにしてさし上げられます！
お兄様が、お母さまの面倒を看れないのは、なにか理由があるのですか？
ご相談内容からでは、わかりません。
万が一、それなりに理由があれば、対処法も自ずと出てくると思います。
お母さまが、お兄様の介護を嫌がるとか、あなたが、お母さまの介護ができない理由があるとか、できない理由をあげれば、どの家庭にも理由はあるものです。
原点に立ち帰って考えてみましょう！
そもそも、昔から、野蛮で常識知らずのお兄様を、お母さまの施設へ一人で行かせる、あなたにも問題があります。そんなもの、火を見るより明らかです。
お母さまを施設に、あずけようと決める時、お兄様とどのような話し合いがなされたのでしょう？多分、何も話し合わなかったのだと思います。
いま、あなたが、やるべきことは、たったひとつしかありません！
もう一度、お兄様と、将来にかけてのお母さんの、介護についてトコトン真面目に話し合うべきだと思います。
勘違いしないでください！
施設へあずけるのが、目的ではありません！単なる最終的手段なのですよ！
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.345】石川県・60代女性のご相談です。「姉との付き合い面倒くさい」を、予定しております。
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