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【勝手に人生相談 No.426】虐待反省せぬ母にがっかり ( 茨城県・30代男性)


▼ご相談内容▼

子供の頃、母から虐待のようなことを受けていました。

夜中にビンタされ寝かせてもらえなかったこともありました。

今は別に暮らしていますが、母はなぜ、あんなことをしたのかと聞くと「育てにくい子だった」との返事でした。

反省も見えず、がっかりしました。

母と今後、どう関わるべきか悩んでいます。

茨城県・30代男性

▼やまのぼ回答▼ 

 お母さまに反省の念が見受けられなかったのは、あなたの聞き方がマズかったのかもしれません。 

 当事者であるあなたが、虐待したお母さまに、まるで他人事のように客観的に質問したからでしょう。

 お母さまには、あなたに「虐待」などしたと、イチミリも思っていないので反省などできません。

「育てにくい子どもだった」という言葉の中に、あなたに責任転嫁し、ご自分の育児の正当化を図っているのですから、反省など以ての外でしょう。

 あなたは被害者であったことを、単刀直入に話すべきです。

 子供の頃、どれほど傷ついたのか、そして成人した今でも、その傷は癒されるどころか、いまなお疼いていることを、心からの声で切々と話すべきです。

 それでも、反省の念が見受けなければ、お母さまとは距離を置くべきでしょう。お母さまとは最低限で接し、別個人のあなたは、あなたの人生を進めていくべきでしょう。

 悔恨の情は、その人の人間性のスキルアップに繋がるのですが、誰しも、なかなか自分の非には気づかないし、自認できない人の方が多いのかもしれません。

 お母さまにがっかりすることはありません。元来、そういう人だったのだと冷静に認知するだけでいいのです。 

 親子と言えども別個人ですから、すべてが分かり合えることなどありません。お母さまを反面教師にして、これからのあなたの人生をバラ色にしてください。

 

  

▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.427】京都府・50代女性のご相談です。「スタッフの離職に自信喪失」を、予定しております。

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