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【勝手に人生相談 No.226】仕事にワクワクしない(福岡県・30代男性)

▼ご相談内容▼

出版社で編集者をしています。

考えた企画はボツになり、営業からは「売れた本に似たもの」「SNS(ネット交流サービス)でバズったもののまとめ」など求められます。

出版業界も不況なのは理解していますが、SNSや売り上げデーターに張り付いて企画を考えるのはちっともワクワクしません。

このままこの会社での仕事を続けるか悩んでいます。(福岡県・30代男性)

▼やまのぼ回答▼

 あなたのような考えなら、どこへ転職しても、同じ不平不満をいうでしょう。あなたの考えた企画が、なぜボツになったのか?真摯な気持ちで反省し、どこがどう悪かったのか指摘してもらうことが大切です。

 誰しも、自分が苦労して立案した企画には、自信と愛着があります。それをボツにされた憤りも充分理解できます。でも、客観的に見て、賛同が得られなかったのですから、その事実はしっかりと受け止めるべきでしょう。

 読者あっての企画であって、あなたの自己満足だけでは、ビジネスとして成り立たないのです。まずは、社内スタッフの審査を突破するのが、最低必須条件でしょう。

 営業からの要求には、ビジネスとして、それなりに目論見があるのだと思います。まずは、怒りの感情を抑えて、聞く耳を持ちましょう。それには、自分自身がになることです。

 あなたにピッタリの諺があります。

馬には乗ってみよ人には添うてみよ

 馬のよしあしは乗ってみなければわからず、人柄のよしあしはつきあってみなければわからない、という意味です。まずは、営業の要望を叶えることが先決です。それが、チームワークの基本だと思います。

 一時の感情で、仕事に向かうことだけは避けるべきでしょう。ワクワク感なんて、結構、曖昧なところがあります。案外、その営業案を、進めていけばワクワクすることだってあり得るのですから。

 気持ちを新たに、実績を積んできた今の職場で、ワクワク感を呼び起こすように、頑張ってみることを、おススメします。転職してゼロからスタートするより、今の職場の実績を大切にしましょう。

 

▼次回のご相談予告▼

次回の【勝手に人生相談 No.227】は、京都府・50代女性のご相談です。「相談に先読みして対応」を、予定しております。


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